水上の雪

お晩でがんす
夕べ水上聚楽へ宿泊の会議が有った、年寄りばかりの会議だからたかが知れているが
矢張り三次会まではきつい、特に下戸の私には少し気ずまりな時間だ
朝風呂に入り、露天風呂で揺ったりとしうつらうつらしていると、横殴りの雪が頬を打って目覚めた
チェックアウトしてから気まぐれに谷川岳を目指した。まさに雪国の世界だ
高校一年生のスキー教室に来た時の思い出の大穴スキー場が見えた、小さなスキー場で有ったな、と感慨深いものが有る




リフトも其の後新設されたのだが短いものだし可なり老朽化している



一路土合の天神平リフトを目指した



余り新しいスタットレスではないので、谷川慰霊塔で兄の墓参りをしてＵターンをした
土合ドライブインの庭に大きなさすがの雪国の除雪車が鎮座している



ふと見ると何と大きな,かまくら、が作ってある



関東一、と書いた看板が有る、中へ入ったが何故か、横手のかまくらの様な風情はなく
只の地下室の様であった、只作ればよいという物ではなく伝統には其れ成りの曰く因縁が有り
伝統の心が有るものだ、残念ながらこれにはそんな心は微塵の無い



近くに小かまくらも三個作ってあった
何故か付録に作ったといった感じだ



道路わきの雪の壁の途中から押し倒された、椚の枝先が僅かに覗いていた
もう春の準備ができているのだろう、芽が赤く色づいている
雪の中は未だ冬だろうに、不思議な感覚だ



スリップ事故でも起こさないうちに帰る事にした、矢張り経験豊富な者は危険を未然に察知し此れを回避する偉いものだ？、、ふむフム踏む
、、、只の臆病な年寄りのねごと、、、、、、、、。

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子