おばんでがんす
先日転機を見計らって赤城自然園に行った、花友からお誘いがあって、みずすましのいけ、で歌会をするという
大した歌も詠めないのにのこのこと出掛けた
未だ到着しない途中で親友のご夫妻に行き会った、ゴルフも花見もいつもいっしょで夫婦で楽しんでいる
羨ましがってももう後の祭で、あの世でしか一緒に成れない、、否、あの世でもだめかもしれない
散散亡妻には苦労を掛けたしつらい思いもさせた、
創業ということは何かと大きな気遣いの元で発展する傾向がある、だから亡妻に随分とおごとをさせてしまった
その割に孝行もできず、漸く二人で旅行でも、と、始めたら妻に先立たれた、たまには位牌をしょっていっても
妻は喜ばない、自分の出来の悪さを隠す姑息な手だ
そんなことを思いながら奇遇を喜びながら分かれた、、
みずすましの池、は一番西の端にある、途中、歌題が幾つもあるが歩き乍らでは中中まとまえらない
山荷葉の群落はトンボ池の手前だ
薄葉細辛の花がも実実にに成っている、控え目で、そっと人目をはぐらかして。そっと咲き、実になる
花が咲き実になりその実が落ちて小苗に成りやがてそれが花を付ける、一連の繁殖の連鎖を見せてくれる
同じ親戚で、双葉葵は今が花の真っ盛りだ、親戚だから矢張り葉っぱに隠れて花を咲かせる
葉っぱを分けなければ見えない
とても面白い花だ、よく見るとかなり派手な花なのだが人目をしのんで咲いている
燕万年青がしらばっくれてあちこちに咲いている、東洋ランの親族らしいが、ひっそりと咲く
うつむき加減に咲く花は何を思案熟考しているのだろうか、日影に良く咲く
似たような花が、白糸草だ
花の形が違うだけの様に見える
著莪も一群見える、切っても刈っても削っても繁茂するつよいはなだ、確かに花はきれいなのだが、あの繁殖力は
少し閉口する
百樹園ではすべて撤去した、一時は良いと判断したのだが、それが間違いの元であった
こうして花好きもいろいろな変遷がある、強すぎる花はどうしても嫌われる、花は繊細で淑やかで時には
華やかになる、位が良い、野辺のはなで一瞬しか見頃が無い位の花が良いのだが、、、、、、、。
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子