おばんでがんす
11月12日は当地区の鬼子母神祭だ、もう四百年もの長い歴史がある祭礼で地域の季節を代表する祭礼であっ
た、が、時代がとても早い速度で変化している時代ではもう古い古い縁日になってしまった
新しい時代に即応した縁日を考えないと消滅してしまうのではないだろうか
昔はこの街商さんが60軒も70軒出た、
今は閑散としている、昔を知る者はとても寂しい
人が通る幅が開いているだけで大変な混雑で有った
日蓮宗妙福寺。と言うお寺でしている祭礼で、寺で神様をお祀りしている、少し変則の祭礼だ
昔懐かしい売り物が沢山ある、今年勘定をして見たら15軒であった、年々少なくなる
街商さんも老齢化が進んでいるようだ
此の通りが通行できないほどの混雑で押すな押すなと言った塩梅であった
賑やかな人出の事を此の地方では「きちぼうじん」の様だと言っていたものだ、多分「吉坊神」と言ったらしい
栄枯盛衰は時の流れであり仕方がないが。私共はこの寺の工事をさせていただいているので
参拝している
本堂も割と小さな寺だが、克ってはここが物凄い盛大な祭礼で有ったのだ
一年に一度の祭礼で御賽銭が、俵に詰める程集まったと言われていたが今は其の見る影もない
時代の流れとは怖いものだ
私は先代住職の庵主様に可愛がられて時折話に立ち寄ったものだがその住職も今年身罷った
段段、阿吽の呼吸で話せる人が少なくなる、これが年を取ると言う事なのだろうか??
折角歳を重ね経験を積んできたのだからその経験を生かして臨機応変にいきてゆかねば、、、、
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
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