木通

お晩でがんす
百樹園の木通がいま満開です、この木通は三つ葉木通で少し小ぶりで大人しい
五葉木通に比べると、花色が濃い臙脂で花も小さく愛嬌が有る
其処絵行くと五葉木通は、尾花も雌花も色が薄くしかも大きい、一見グロテスクでもある
此の植物も有能な植物である



春の新芽は少しの塩茹ででとても美味しい山菜になる
少し臙脂がかった新芽が湯に入れた途端に真翠になる、其の変身の鮮やかさは驚嘆する
勿論有名な実葉秋の実の中でも一番か二番かになる甘さだ
子供のころによく食べた、今でも見つけると食べたくなる
果肉の殆どは種の様なものだが食糧事情の悪いころの最高のごちそうであった
其の黒い実は乾燥して砕いて煎じるとむくみを取る利尿剤になる



其の木になった吊るは籠になったり或は茶室の、塗残し窓の,小舞を編む縄に不可欠だ
又短く切って煎じて浮腫みとリに使い
又細かくした木質部分は、燻製チップにしても良い、独特のあまっとろい感じが良い
一軒に一本は有るとよい植物だ、
秋の実を愉しみに、、、、、、、、、、、、、、、、、

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子