おばんでがんす
もう十年の上もたつかもしれない海老根蘭の話をしたい、一昔も前に。M澤と言うところで林道開設の仕事を請け負い施工していた、ある日現場監督に行ったところ現場の土をダンプに積んで一時仮置き場にまけていたところにで遭い見ると草と一緒の中に何やら海老根の葉っぱのようなものがある、??すぐ拾い出してみるとまさしく海老根蘭である、吃驚して、ふとよぎった現場には、、、、まごまご象の子宮で行ってみた、あるあるものすごい数だ、すぐ工事をストップして対策を考慮、まず監督官庁に届け出てるとともに地主さんにも連絡した、早速関係者がそろって協議した結果、地主さんが道路敷地分と工事の影響範囲を全て移植することに落ち着いて、工事は一週間ストップとなった、、多少残念に思う部分もあったが仕方がない、元元地主の物だから、、、こうして一週間後に工事が再開されたが見事に地主さんが掘り取り移植してくれ一本も見当たらない、たまたま一時仮置き場の土の中から出て来た生き残りの海老根を役得で戴いてきて植えておいた、それがこの蘭だ
UPで見ると矢張り海老根だ。地味な色ではあるがそれがそれなりに美しいものだ
大分増えて来た、後日談だが、一週間もかけて移植した海老根蘭はすべて、花市場に出荷されたそうだ、、どうもこちらの意図は正確には伝わらなかったのか、あるいは花が好きなのとお金が好きなのとは次元が違うのだとわかった海老根蘭に凝った友人Mがもう飽きたと言う事で枯れそうになった鉢植えの海老根を放り出してしまったのを可哀相だと思って持ち帰り百樹園に植えておいたのがそれでも何とか生き抜いて花が咲いて来た、まだ咲かなくても体力作りに専念してほしいのにもう咲いてしまっている、うまくゆかないものだ、、なんという名前かは知らない、
良い色合いで咲いている、これもそうだが名前知らずの権兵衛さんだ
かなりの大株に成って来た、こちらは多分、大和五味子さんに昔戴いたものだと思うのだが記憶が定かではない
が、、、とても大株になった、、そしてこれはかなり高価な海老根であったらしいが少々ひ弱な体質らしいがそれでも今年はまずまずの花房になった。来年はもう少し期待できるのでは、紫基調の淡い花色だ
もう一つ色白の美人もいる此方も若干虚弱体質らしいがかなりの美形だ
こうして百樹園では海老根も結構ある来年は少し増やしてやろうかと考えている、お分けして下さる処もいくつか渡が付けてあるので楽しみにしている、欲には切りがないのだが、、、、、、、、。
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
エビネがたくさんですね 工事を一週間も止めてまでやった甲斐があったのかどうか、複雑な気持ちでしょうね
ともかくそれが縁で自宅にもおこぼれが嫁入りできたのですから嬉しい事ですね 我が家にもジエビネがあってさすがに強いですね 年々増えてきて今年は20本くらいの花茎が出て楽しませてくれました 家の横の日当たりも良くなく、ほとんど手もかけないのですが地植えなのが良いのか良く増えてます
百樹園の中にもいろいろな種類のエビネがあるのですね エビネは愛好家も多くて色や形、匂いなどバラエティになってきて毎年のように新種が出るようですが、一般的にそういう育種のものは育てるのが難しいようです
百樹園の赤や薄紫など良いですね たくさん増えてジエビネとともに色合いがカラフルになるとより楽しいですね 最後の写真のものは薄紫の唇弁以外は白に緑が入って値が張りそうな株です
今回の写真、多くがバックが黒く落ちて良い写真ですね エビネの花が引き立ってます
<橙>
こめんとありがとうございます
海老根は住宅を新築させて戴いたお宅の旦那が愛好家で沢山持っていましたがすっかり飽きて放り出して置いた物を地植えにした物です
橙さんのところと同じで地植えがやはり一番家結果的に自然に近いもので、病虫害の危険や試練があるもののその分自由に生きられるからなのかもしれない
毎日新しい色の花が出てきて百樹園にぶらり入るのが楽しみです
未だ花が出ないものも数株あり何と無く毎朝行ってみたくなります
花をこよなく愛する老人の唯一の楽しみです