ご馳走を食べるかい？

お晩でがんす
癌を経験して以来健康には注意をしている、其の一環が「ヨガ」である
もうかれこれ10年ほどになる、妻と一緒に始めたが妻は最近休みがちである
義母の介護に追われて中中暇がない
小生はつずけさせてもらっている、先生が神様みたいな人で他人の健康を本当に心から気遣う人なのだ、ついつい長くなってもう10年も経ってしまった
ありがたいことである、
体全体の姿勢もよくなり、長年の腰痛も完璧に近い状態で改善された
何よりの収穫は多勢の良い仲間に巡り逢えたことであろう
其の仲間たちと新年会を催した
美味しいと評判の、ギャラリーを兼ねた、お好み焼き屋さんであった
Ｓ町の中心にある静かなたたずまいの店である
マスターが絵画に造詣が深く、とても商売で儲かっている風が見られない良心的な店だ、又中で面倒を見てくれるお兄さんが、是又とても良い人手で新米の私たちに親切丁寧に作り方や食べ方を教えてくれる
お好み焼き、たこ焼き



もんじゃ焼き、焼き蕎麦、と



フルコースで焼いてきた



前述のように癌により胃を摘出しているので、全体の量が少ない、然し生来の貧乏性から自分の全体の可能食事量の把握が出来ていない
つまり、１００ＣＣの両に１２０ＣＣ詰めればどうしても２０ＣＣあまる
あまればあふれてしまい嘔吐することになり、序でに１００ＣＣ出してしまう
この計算が出来ずに２０年が経ってしまった、
もう馬鹿とか、低脳とか、という範囲を逸脱している
食」という本能と、健康という理性との戦争であり、毎回本能に負けている
こうして年をとってゆくのかと最近少々諦めモードになりつつある
十二分に楽しい新年会をして帰路に付いた、道道見え隠れする、浅間山が少し怒気を含んだ声で「確りしろ」と言っているように、何時もより大目の煙を吐き出していた、



明日こそは本能に勝とうと思っているが、翌檜、もびっくりするほどの、あすなろである
自分で自分を労わらなければ誰も労わっては呉れない、この現実を踏まえて頑張ろう

そんじゃ又
遊童子