おばんでがんす
群馬直美さんの絵の第二弾ですが、もう言う事がないほど感動しています
小松菜の全草だが今にも刻んでサラダで食べられるような感じだ、
そしてトマトだ、私は前にも出した気がするが、未だ青い赤味の少ないトマトが好きなのだが
私的には少しでき過ぎ気味のトマトだが、絵的には丁度良いのだろう
家庭菜園で採れたトマトだと一目でわかるトマトだがこれは昔のトマトの種類なのかもしれない
何故なら先端がとがっていないので桃太郎とは違う気がする
次は普通の胡瓜と白胡瓜だ、白胡瓜は昔よく食べた皮も柔らかいし癖も無いが、若干病気に弱い
そして少し大きくなりすぎても柔らかいのが記憶にある
然し今の普通の左の胡瓜は、節成りで、一葉ごとに成る収穫量本位の胡瓜で若干皮の堅さが残る
ものだが棘も小さいし形もよく病気にも強く且つ又消毒にも強い普及種である
その胡瓜の蔕の部分の細密さとリアルさが息もつけないほどの感銘を受けた
そして蕎麦切りには欠かせない薬味であり刺身にも勿論必需品であり・滅菌作用もある
高価であるが美味しい、山葵だ、葉っぱが葵の葉に似ているし山にあるので、山葵は見た通りの
命名だ
遉に葉画家と言われるだけあってその葉っぱの見事さは筆舌に尽くせないし。美味しい山葵部分も
リアルだ、今夜は此れで手打ちそばが愉しめると想像できる
葉を欠いて茎を太く育てるのがコツらしいが成長のきわめて遅い野菜でもあり克つ気難しい野菜で
場所も清流で冷涼で砂利だけの日陰を選ぶと言う我儘な野菜だ
この根の細かい描写を見てもらいたいと思うし参考にしたいと思っている
早春の早だし独活の根元だ、この独活は夏から秋にかけて十二分に栄養を貯めた根が冬に休眠して
葉っぱが全て落ち切り、茎もすっかり枯れてしまうと、丁寧に茎を生え際から切落して掘り上げる
この時がとても堅い樹の幹の様になる、、ので「独活の大木柱にならず」の度と馬鹿にされる
そしてこれを人間がやや立てるくらいの長い溝を掘りていねいにびっしりと並べてくる
此の上に稲藁などを蓋にして寒さ除けをし天井を丈夫な部材で覆い此の上に土をかけて春まで待つ
早出しは此れに暖房を僅かに掛けるだけで時期が調節できる
その早だし独活に数時間陽が当たっただけの状態がこの根元だ、ほんのりと赤みがさす
春の美味しい野菜の一つだが、その瞬間をとらえて書いた絵に頭が下がる
これは長葱であろう、少し違うかもしれないがこちらでは根深葱と言って重宝している
この白身はどんな料理にも合う、この葱の芯にある「ぬた」は非常にうまい、この鉄火味噌、が
私は大好きだ、そしてそんな想像がすぐできるような細密画で有り、、感動頻りだ
最後はズッキーニだ、昔家でも作ったがあまり美味しく料理出来なかったので餘り良い印象がない
花を一目見るだけで南瓜の仲間だとわかる
朝咲いて午後にはしぼんでしまう花をこれほどリアルに描くのには何十枚もの写真を予め撮って
置かなくてはなるまいと想像する
それにしても大変な作業だ、吃驚し感心し、感動して、凄いなあ、、と言って感動しているのが
無難で、なまじ此れを参考にしようとか真似をしようとか思わない方が怪我がないとわかっている
そうだそうだ、と何方かが手を打って笑っている顔が見える
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
言葉が出ないほどリアルな絵ですね 写真と言われても間違いそうです キュウリの皮の光沢や色など実物そっくりです
ボタニカルアートの究極はいかに本物に近づけるかなのかが目標なのかわかりませんが(真の目標が何かは私の理解不明点)、万人が心動くでしょうね たくさん見ていくとそのリアルっぽさが逆に写真と違うところが見えてくる気がしますが・・・ 1枚描くのにはどのくらい時間がかかるのでしょうね それにしても色を使い分ける技術や感性には憧れです
今日、図書館予約の本が入荷したそうなので借りに行ってきます
<橙>
こめんとありがとうございます
未だ今の野菜の本は画集として出ていないようですが
其のうちに出したいと言っていました
何時もこのような絵を見た時に感心するのは兎に角観察力の強さと言ううか凄さと言うか、そうした物は私には無いなと何時も思っています
そしてそれらの画集が私の絵の先生です
実際に掻いていらっしゃる先生にもいろいろお教えいただいていますがとてもレベルが違い過ぎてあまり参考にはなりません
幼稚園の生徒がいきなり大学の講義を受けてもちんぷんかんぷんですから
でも良いものを見れば少しは取り込めるところもあるし
完成は豊かになるでしょう
今更感性がよくなっても仕方がない歳に成ってきましたが
生あるうちは研いでいたいと念願しています
ではまた