おばんでがんす
昨日の朝はとても寒かった、朝方は雪が舞った隣接の畑に出てみると害草たちが逞しくそして憎たらしく
咲いている
確かに一生に一度の晴れ姿である花は如何な雑草でも、害草でもそれなりに美しい
真っ白に表面を霜で飾った雑草たちがもう一時間で陽が出て霜が解ける
其の生と死のギリギリの限界で必死に耐えている姿はやはりある種の感動を与えてくれる
然もそんな春なのにまさか霜は降りないだろうと思って咲いた「姫踊子草」の花にも千本針のような
小さな小さな霜の針が縁を彩っている
土地にへばりついてもどんなに踏まれても逞しく雄雄しく咲く蒲公英が踊子草とコラボレーションをしている
そして同じ蒲公英でもいち早く種を付けて子孫のために寒に耐える我慢強い蒲公英が
見事に本物の綿帽子を見せる、
僅かに朝日の兆しが見えると瞬時に花を開かせる、犬薺だ
彼らが持つ目に見えないほどの綿毛も一瞬身震いをして花を開く
薺と犬薺はとても仲が良い混生している
小鬼田平子の佛の座と何時の間にか名前を既成の事実で奪ってしまったものが我が物顔でいる
花はどんな雑草でもきれいだ、その害性も一瞬は忘れてしまう
春の野にはそんな夢と希望が渦巻いている
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
こめんとありがとうございます
それが伝わればほぼ満点だと思います
心とは不思議なものですね、
ではまた