おはようがんす
もう時期外れに成ってしまった未投稿の記事が見つかったので一応投稿しておきたいと思います
泣いても笑っても
前日にもう帰りの乗り物の馬を用意したので、御先祖様も承知しているはずだが
今日は盆棚を崩して片付ける、今まで安置してあった、仏壇に全ての位牌を戻す
こうしてみると、御先祖様は天界にいるとも言われ天界から翅の有る昆虫に乗ってくると言われているのに
お墓にもいると言いお寺にもいると言われ、そして位牌が仏壇にいるとも言われ、それほど住まうところがあ
るのだろうかと不思議だ
送り火はご先祖様が天門鬼門の二方向へ行くので二つ焚く
門先に自然に生えた高砂百合が蕾を白くして名残を惜しむかのようだ
そして茄子紺の名馬は本体の抜け殻が門先にいるので、門馬(かどうま)と言う
門の左右に一対でいる、いつの間にか段段腐って崩れて、やがて蓮の葉と一緒に風に運ばれてゆく
娘と二人で花束四個と、線香と水とを持って墓参りに行く
墓へ来ると何故か妻の事が思い出される。盆棚でも仏壇でも。寺でも何と無くそこにはいない気がしている
が、矢張り墓にはそこにいる気がする
娘も無言で母を思っているらしい、思い出してやる事しかもうできない夫婦,母娘、なのに熱射が照り付けて
いる。
もう二年が経った
そんじゃまた話すべえ
遊童子
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