おばんでがんす
我が百樹園の中に生えている万両の冬囲いをした
百樹園の万両は庭に有った万両の実を鳥達が食べてその糞を山におとしたことによる自然発生なのだ
以前は竹藪であったところだ、竹の花が咲く病気で竹が全滅した、その跡地に杉を植えた、杉は順調に育ってきたが50年ほど経って杉花粉の
問題が起きた、私達年寄りは問題ないのだが若い者たち夫婦とその子供たちが花粉症で苦しん、見るに見かねて杉を全伐することを決意し、
全伐した、事前に幾年か前から間に雑木を植え始めていて将来は雑木林にしようと企てていた、結果的に杉は全伐したが高額の費用が掛かった
然しそれもこれも障害にはかなわず計画とおり終了した、その後雑木を増植して、山を百樹園と言う名にして愛しんで来た
するとだんだん増えて、名札を付けたら127種類のなった、見事百樹園に成り満悦であったが、跡取りの実子の娘が、「もう高齢になってきたので
負の財産を残さずに人生のけじめをつけてから逝くようにと、言い渡された。確かにそれはそうだ役にも立たない雑木を何十本も残されては困るはず
だ。一念発起して去年から伐り始めた、今年はもう30本も伐った、だがまだまだある
先ず一種一本にすることを目指した、大分薪もできた、まだ小割してないが可成の数量に成る
そうなると冬の寒さを保護していた枝が亡くなり去年から満了の冬枯れが起こり始めた、今年は万両を寄せ植えにして大きく雪囲いをした
そして散在位している大きな万両は移植ができないので不yが恋を去年からしている、、、が茣蓙や皆川と言った四角い物は上手く円錐に成らない
仕方なく今年は昔莚をあんだ機械の簡易版を作成して手編みの冬囲いを作って使用している。
藁と薄と茗荷の茎と先代萩の枝をミックスして制作している、非常にじょうぶで温かい冬囲いが出来ている
茅は近所から調達してきた、まことに好都合な円錐の冬囲いができる
元部が太く末部が細くなるので期待通りだ
序でに寒さに弱い千両も冬囲いをした
ところどころ竹を割った芯材を入れて、編んだ菰がへたらない様に工夫した
背の高い古株は長い芒で 三段に編んで使用した
確かに手はかかるが強力な冬囲いだ、多分すすきがくみこんであるので五年くらいは持つであろうと想像している
隠居爺以外には出来ない発想で有り施工で有ろう
もう二株分作れば終了する、芒を大量に用意したので来年の分も作って措こうかな!!
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
百花園の雑木の紅葉が綺麗です
只の暇つぶしですし廃品利用の貧乏性です
遊