蜂寄せ蘭
2010年05月13日 | 花
お晩でがんす
漸く「金陵辺」が咲き始めました、とても地味な東洋ランです
私達は花を見る為に栽培している訳ではありません、これは日本蜜蜂が分蜂した時に其の蜂を引き寄せて捕獲する為の 「おとり」です
この蘭は受粉する為に蜂を呼びます、それは女王のフェロモンと同じ匂いを出して蜂を騙して呼ぶのです
その範囲は1.5キロにも達します
日本ミツバチはこのにおいに惑わされて女王がいると勘違いをして此の花に群がります、そして落ち着くと傍にあるマンションにぞろぞろと入ります
此れが蘭による蜂捕獲の簡単なシステムです
その効果は抜群です
然し其の開花時期と、蜂の分蜂時期が一致しないとなりません、そこが非常に難しく肥培管理や温度管理に苦心します
でも其の苦心が楽しみであり其処が一致した時の喜びが醍醐味なのです
一度蜂が群がり受粉してしまうと3時間から4時間で花弁は全て落ちてしまいます
もう匂いを出す必要も花である必要もないからですだから私たちはその効果を長持ちさせるために蜂全体を細かいネットで囲ってしまいます
そうするとおよそ5~6日は花が持ち、匂いを発散しています
つまり二度三度と其の花の匂いで捕獲ができると言う事になります
自然界のすぐれた知能を持つ蜂と人間の丁丁発止の戦いが有るわけです
其の知恵比べがまたおもしろいところです
其のときの天候や、風の強さなど微妙なところで形勢が変わります
立地条件も大事な要素ですが「金陵辺」の効果を最大限に使い蜂集めをします
今年は開花時期が少し遅れもう蜂の分蜂は終了です
だからあまり役に立ちませんでした
「六日の菖蒲」に終わりました
来年に期待して
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
漸く「金陵辺」が咲き始めました、とても地味な東洋ランです
私達は花を見る為に栽培している訳ではありません、これは日本蜜蜂が分蜂した時に其の蜂を引き寄せて捕獲する為の 「おとり」です
この蘭は受粉する為に蜂を呼びます、それは女王のフェロモンと同じ匂いを出して蜂を騙して呼ぶのです
その範囲は1.5キロにも達します
日本ミツバチはこのにおいに惑わされて女王がいると勘違いをして此の花に群がります、そして落ち着くと傍にあるマンションにぞろぞろと入ります
此れが蘭による蜂捕獲の簡単なシステムです
その効果は抜群です
然し其の開花時期と、蜂の分蜂時期が一致しないとなりません、そこが非常に難しく肥培管理や温度管理に苦心します
でも其の苦心が楽しみであり其処が一致した時の喜びが醍醐味なのです
一度蜂が群がり受粉してしまうと3時間から4時間で花弁は全て落ちてしまいます
もう匂いを出す必要も花である必要もないからですだから私たちはその効果を長持ちさせるために蜂全体を細かいネットで囲ってしまいます
そうするとおよそ5~6日は花が持ち、匂いを発散しています
つまり二度三度と其の花の匂いで捕獲ができると言う事になります
自然界のすぐれた知能を持つ蜂と人間の丁丁発止の戦いが有るわけです
其の知恵比べがまたおもしろいところです
其のときの天候や、風の強さなど微妙なところで形勢が変わります
立地条件も大事な要素ですが「金陵辺」の効果を最大限に使い蜂集めをします
今年は開花時期が少し遅れもう蜂の分蜂は終了です
だからあまり役に立ちませんでした
「六日の菖蒲」に終わりました
来年に期待して
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
我が家でも昔似た感じのシンビジュームがありましたが 今はクリーム色のものに替わってしまいました(^^;)
これも東洋ランなのですか? 見た感じでは葉も花も洋ランのように見えますね
ともあれ どうしてこれのみに蜂が集まるのでしょうか? 不思議ですね シンビジュームの花には蜜腺に蜜を出すものが多いと思いますが…
金陵辺は特別なフェロモンを出すのですね net情報によると和蜂だけで西洋蜂は集まらないとか ますます不思議です 江戸時代から栽培されてきたそうですね
今年は開花と蜂の分蜂が合わなかったようで残念でした 来年はうまくいくといいですね
<橙>
コメントありがとうございます
私達蜂飼いの中では必須アイテムです
此れさへ有れば鬼に金棒です、必ず捕獲できるものです、、、が中中思うようにゆきません
洋蘭にも、シンビジュウムの仲間で
ミスマヘッド、と言うのが有ります此れもp非常に強力なにおいを出して蜂を誘います
然し残念ながら寒さに弱いのが欠点でさむい地域では使えません
F1を作ったりF2を作ったりして研究していますが、いまいちです
来年に期待してと言う事で
ではまた
追申
何時もお忙しい中コメントをありがとうございますとても励みになります
遊童子