遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

別離

2008年10月07日 | その他
おはようがんす
昨日は小生の大恩人であり、仕事の上でも、生き方のうえでも、大いにご指導いただいた老師のご葬儀が有った。
思えば40年間の永きに渡りご指導を受けた。
子供の頃の話、苦学をして早稲田を出た話、その時の書生の話、大戦に召集された戦地と戦友の話、捕虜となってシベリヤに行っていた当時の話、等等、尽きない、私と19年と11ヶ月、13日、歳が違う、つまり親方と弟子というより
親子に近い付き合いであった、と思っている
在る時、自宅へお寄りしたら、全員といっても3人だが、留守であったので、座敷で寝ていたら、毛布が掛けてあった、
その毛布の暖かさが今も忘れえぬ思い出である
「誰よりも最後までお前が付き有って居たので、お前がするのが良いと大勢の兄弟子達に言われて、弔辞をしたが、幾つもの想い出が次々と現れてウルウルした様だ
気がついたら毛筆であったので、何時もより字が大きめで、老眼を掛けずに居たのに気づいた、、、はっはっはっは、遺影が笑っている用である、少しも進歩していないなと
いまさら老師にささげるものは心以外には無く、道すがら手折った、竜脳菊の一枝を弔辞の上に置いて退席した


、、着席してから、自分にはこんな事をして呉れる弟子が果たしているか?、
自問自答したが余り色よい答えが無い、                   遅きに失した感があるが未だ少しの猶予があるだろうから、、、、、
こうしてブログに書いて居ても近しい人との別離は画面がかすんでしまう
最近加齢と共に涙もろくなったのかも、、、明日は目医者の行こう

そんじゃあ又、、、遊童子







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 沼の原 その3 | トップ | 木通のみ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他」カテゴリの最新記事