遊童子のひとり遊び

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お庚申待ち

2011年11月13日 | 年中行事
お晩でがんす
今日は秋の庚申様のお祭り日だ、昔は未申の日にしたものだが最近は其の近くの日曜日だ
参加者は其の年によって多かったり少なかったりしているが概ね25~6軒である
秋の参加者は庚申様に線香を進ぜてから、[かんじより」の籤を引く
中に「第○番」と書いてある
一番は春の庚申待ち宿。二番は其のお手伝い。メーカーは秋の庚申待ちの宿、ブービーは
春のお手伝いと決められている
此のどちらかの役が三年続くと縁起が良く「無病息災厄難消除」を約束されたと言われていて、あたった家は「紅白の丸め餅」を搗き村中に配ると言う事に成っている
今は軒数が多くてとてもできないが、、、、、、、、



本来庚申様は酒は飲まない、つまり村の南の道祖神様、村北守るお庚申様、といわれているので、
酒に酔って寝ている間に其の村に悪霊や災いが入らないように常に守っているという訳だ
だがまもってもらっている人間様はそうはいかない、さっさと庚申様の掛け軸をかたずけ手乾杯が始まる、勝手なものだ
料理は五目御飯と巻繊汁だ



昔は大釜で焚いたが今は電気がまである、これも区の貴重な財産だ
大鍋の巻繊汁は量が多い



UPでみると其の多さがわかる



ほぼこれを平らげてしまう
そん他、漬物や、乾き物や色色出る、今年は出汁茹で卵が出た、非常に美味しかった



作り方は聞いたが詳細は忘れた、
先の役職の他に。各班に当番様がいる全部で8軒あるので御夫婦で16人がこれに参加するので、総勢41人に成った、にぎやかな宴会だ、酒持参の人、焼酎持参の人、その他もろもろを出し合って、楽しい宴だ
新旧住民のコミニケーションには最適な行事だ



「おし」と言う約束が有って、どうしても一膳ではいけない、お代りをさせる
此れが苦労だ、半分と言っても大盛りでくる
だから酒はあまり進まない

一膳分は質素なものだが心がこもった料理は腹も心も満タンに成る



こうして田舎の収穫祭の様な物が終わる、来年の春の庚申は、第一番と第二番だ
二月末に成るだろうが、楽しみである
毎回毎回料理人が変わるので、味も毎回違う、そこがまたおもしろい

残したい伝統行事だ

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子


















































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2 コメント

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お庚申待ち (一軒や)
2011-11-15 20:49:02
 おばんでがんす  お久しぶりです。今日 やっと皇帝ダリアが開きました。今年は遅かったです。
 日曜日は お庚申様でしたか? まぜごはんおいしそう!!!ここは公会堂でなく 庚申待ち宿 ? コンな広い家があるのですか? 1番当たったら大変。。。って言ってはだめかな。家の方は 区の公会堂で11月11日 女性の会でした。人数は24人 水沢風うどんをゆでて けんちん汁でランチでした。漬物 煮物 サラダいろいろ出てきます。月一回  不景気だけれど 200円の会費で
おしゃべりしながら 楽しいです。  先月は この会で  月夜野へバスで まんてんの星の湯へ行って来ました。観劇もあってこれも楽しかったです。 そんじゃーまた
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満天星の湯 (遊童子 )
2011-11-21 08:45:00
どうだんの湯は良かったですね
私も何度かお邪魔した事が有りますがよい湯です
特に霧がかかった陽の露天ぶろは最高です
何時か一緒に行きたいものだと妻とも言っています
ではまた
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