春の山野そう

お晩でがんす
夕方、作業場で、銘木で看板を制作中に、花友のtyokiさんが来た
昭和村の、ご実家から珍しい春の山野そうを持参してくれた
去年室（むろ）に入れられて以来一度も日の目を見ず、漸く日の目を見たと思ったら我が家へ来てもう料理されてしまう、まことに気の毒な運命の、白独活だ


早速料理してもらう、一方で短冊にスライスした真っ白な生独活に三年味噌を蔵からだして
きて、刺身でいただく
これまた結構、部屋全体に広がる香りがもうたまらない、もしも酒がたしなめたら、、、と思うと昔の呑めた時代が思い出だされる

そしてもうひとつの珍味は「疑宝珠」だ、地方では、うりっぱ、といい、群馬では「げーろっぱ」と言う
たぶん温室で育てられたであろう、やわらかい透きとおる様なみどりの葉っぱと純白な茎である


さっと茹でてあまり緑を損なわない内に上げる
わさびを摩り下ろして、ゆずの汁を絞ったポンズでいただく、、、堪えられない
余りの美味さにすっかり魅せられて、肝心の写真を撮ることをわっすれた
いつものことであるが、、、、、、
もう二年近くもブログをしているのにいつもこの癖が直らない、食い意地が張っているのは矢張り育ちが悪いのか？、、、、、、

食ってしまったことにはどうしようもない、、、、、、
開き直って、明日に備えよう
珍しく雪がもう１０センチも積もった、

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子