馬の鈴草
2019年07月31日 | 花
おばんでがんす
あまり見ない花だし、臭いし、結構蔓延るし、余り良い草花ともいえないが面白い花だ
我が一家の新宅の竹薮の縁に有る、切られても刈られても毎年生えて来て細々と花を咲かせている
絶えて仕舞わないうちにと思い付き一株掘り取って畑に植えた、元気印の代表選手でどんどん増える
将来手に負えなくなるかもしれないが、その時はその時で考える事にしようと思っている
兎に角すごい繁殖力である。今年だけでもう十株以上子生えが出て来た、まあ畑は広いのだから何とかなるだろうが
将来は除草剤の御世話になる様になるかもしれない
見れば見る程おかしな形の花だ、
この花の中へ虫を閉じ込め充分花粉を熟成させてから良く蜂の体につけて再び解放する
昔狼や熊などから馬を護る為につけた、除け鈴の形に似ている実になるのでこの名がついたといううが、変な形だ
この花がぎっちり咲く、だから臭いもする然しこの臭い草が好きな昆虫がいるから不思議だ
麝香揚羽や細尾蝶の幼虫の食草なのだ、においもすごいが有毒なのだ、だから鳥たちもこれを食べない
然もちゃっかり此の幼虫の真似をして鳥の難から逃れている幼虫もいるというから不思議だ
何処かでちゃんと善行して他の物の為になっているのが自然界なのだろう
可成りグロテスクな顔つきで有るし食欲も旺盛だ、まだ我が家の草には着かない、まだ蝶が此のありかを知らないので
あろう、他の図鑑から引用させていただいた
葉裏に黄色い卵が見える気がしているがもしかするとこれが相かもしれない
麝香揚羽の脱皮したところであるが尾羽の先が長いのが特色らしい、やはり引用させて戴いた
黒揚羽や,鴉揚羽に似ているがもしかすると今年はこんな写真が取れるかもしれない
捕らぬ狸の何とやら
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
ウマノスズクサとジャコウアゲハはボラ先でもよく見ます。アゲハの仲間ですが飛翔はふわふわとのんびり屋さんです。幼虫もウマノスズクサを食草としての毒をもっているので、本能的に鳥は襲わないようです。仰せの通り葉裏に着く黄色からオレンジ色の丸いのが卵です。
遊童子家にあるような大株のウマノスズクサにはならず、伸び切らないうちから食害に合ってほとんど生き延びて大株になるものは無いのが現状です。幼虫は葉ばかりでなく茎も食べてしまうので下の方の茎を食べてしまうと自分たちの食糧が無くなって自滅してしまう事もあります。金色に輝くサナギも面白い形と形態です。
優雅に飛ぶ成虫はなかなに癒し系の蝶なのですがね。
幼虫はけっこう旺盛な勢いで食べつくしていきますので、そのせいか花はよく見られても、実が生ったのを見たことがありません。
≪橙≫
こめんとありがとうございます
ウマノスズクサの良い情報と的確な経験値をご教授戴き有り難うございます
卵がある処を見ると成虫が飛んで来たのかもしれないと期待しています
中中幼虫は精悍な顔つきですね、突然行き合うと吃驚するのではないかな
そうですか、揚羽なのに揺ったりしているのですか、それなら年寄りにも写真が取れるかもしれないですね
期待して待っています
では又
遊