おはようがんす
もう四日も過ぎてしまったが毎年恒例の年中行事、「屋敷祀り」を1日に挙行した
昔は午後から始めても楽々夕方には準備が済んでいたのに最近は時間が掛り今年は早朝から始めて夕方迄までかかった
屋敷内にある神神23か所と会社の建物と自宅の外の建物11か所と出入り口三か所を合わせて37か所に。幣神を立てて
お祀りをするのが習わしだ、まず篠を伐ってきて来てこれを12寸に切断する、上部を盾に割りここに片弊をはさみこんで幣神
を作る
長さが長い篠の幣神は門の両脇用だ
こうして片弊を全部作ってお盆にのせて各場所に配置する
幣神の12寸は一寸を1と月と見立て一年12か月分とし一年間の平穏無事を祈る
屋敷稲荷社の鳥居の冠木を新竹に還ると同時に山の紙大山住神社の冠木も変えるので二本太い竹を伐る
鳥居の親柱と通し貫きは鉄骨で作ってある全部買えるのは大変なので省略して誤魔化してある。違反なのだが、、、、、、
真ん中所に掲額用の切り込みを入れて措く
注連縄を張り、片弊を四本吊るして完成である。また小さな片弊もそれぞれの神々に供える
山の神様ほかの神々五体にも同じ要領で拵えをつける
此処には大山衹之命、道祖神様、猿田彦様、十二様。彦狭知之尊の五柱がお祀りしてある
落ち葉に囲まれつつまれるように山の状況が作ってある、、、、、落ち葉を片付けるのが面倒なので掃き寄せてあるだけだ
大日講の大日様とその御眷族の菩薩様も大日様境内にお祀りしてあるので此処には夫夫小さめの片弊が進ぜてある
ここに十三佛様が居らっしゃる、ここは一年に五回ほどお祀りして居るので屋敷祀りは軽めだ
中央が大日如来さまで、左が薬師如来で特に目を治してくださる眼薬師様、右が薬師如来で耳を治してくださる耳薬師様と
伝承されている
裏屋敷の会社用の建物群にも片弊を進ぜる
工場、倉庫などの入り口である
住宅紋脇の左門次部分
同じく小門の右門次ぶぶん、だ
こうして結界造りが終えて帷がおりるころ明かりを以ってお食事を進ぜに回る、お食事の茶碗やお皿は半紙の切り紙である
稲荷社と山神社には。お赤飯、油揚げと、鰯である、お赤飯は重箱に一つ使ってしまう、最後に参拝者が「おてのこぶ」と言っ
て手の平にしゃもじですこしよ添ってその場で食べる、参拝しない家人の分を残して帰宅する、これで神事は終わりだ
そして巻繊汁と鰯と油揚げ焼きとその他のおかずでお赤飯をいただく。私以外は晩酌を呑んでから戴く
、、、、、、、、だからどうした、、、、、、何て言う事は無いこうした意味も結果も定かでないことが伝承なのだ
そして長年続けることで心豊かに日々が送れる、、そのことが長い目で見ると幸せの結果に繋がる
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
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