遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

松下山躑躅紅闌 隣景男葉染白更

2014年04月25日 | 

お晩でがんす

我が家の「飛翼の松」が我が家に来てもう50年ほど経つ、大きくなった、妻と結婚した時の記念樹だ、、、別に記念樹として植えたわけではないが偶偶その年に移植したので記念樹になってしまったのである、私が一人で根回しをし根巻きをして一人でトラックに積み込んで来た物で其のお宅の人にも手を借りずに持ってきた物だ、其の事から推測してもどれ程の木であったか想像に難くないと思う、、、、池を作ったばかりで池の周りが少し寂しいので植えてみた、漸く活着して成長し始めたら、牛小屋から逃げ出した牛に体当たりを食って一枝折れてしまったり近所の悪童どもに枝で馬乗り遊びをしていて枝を折られたりして、幾多の受難もあったがこれまでになった、その最初の移植の時に小さな気が付かないほどの小苗の山躑躅が根元に一緒についてきたらしい、何時の間にか少しづつ大きくなって可哀相だからと一緒に枝下に置いたらこんなに立派な山躑躅になった

 

元は一株で繋がっている、だんだん這い上がるような形になり池の周りの焼け石に登っている、真ん中の石の手前にある棒のようなものは大きな太い根の露出部分だ

そしてこれが「松下山躑躅紅闌」の誌になる、読みは、しょうかこうらんのやまつつじ、だ、UPにしても耐えうる花姿となった五十年はやはり長いものだ

そのわきに榛名山噴火の「しがみ石」の上に何時の間にか根付いた雪柳が咲いている、まさに紅白そろい踏みの御目出度い一幅の名画だ

そして最近娘が植えたオトコヨウゾメ、の花が満開になっている、その白花が指呼の間にある、それは春は花と新緑、夏は涼風を呉れる萌え葉、秋は真っ赤に燃える紅葉を見せて。初冬には、真っ赤な吊果を見せて鳥を呼び寄せるまさに万能選手の樹である、別にこうした花色を意図的にあしらい配列したわけではないが自然とそうなった

優しい花が一心不乱に咲いているさまは感動すら覚える、そして「隣景男葉染白更」の誌となる、読みは「りんけいにおとこようぞめさらにしろし」と読んで戴きたい、写真も文章も誌も優しさや癒しさえも与えてくれる花を先生にしてもう少し勉強をしたいと念願している

そんじゃあまたはなすべえ     遊童子

 

 

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2 コメント

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春爛漫 ()
2014-04-28 22:17:51
こんばんは
花盛りのカイドウ それにツツジにユキヤナギ、紅白そろい踏みで記念樹の松にぴったり寄り添ってめでたい春の花ですね さらにオトコヨウゾメの白も加わって
オトコヨウゾメって東京ではよそのお宅でそれほど見かける木ではないですけど何か好みであるのでしょうかね それとも何か思い出など? かわいらしい花で私も好きな花です
<橙>
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Unknown (Unknown)
2014-04-28 23:57:18
橙さんへ
こめんとありがとうございます
おとこようぞめ、の木は別段特別のおもいいれがあってとかいうものではなく、娘が戴いたもので偶偶紅葉がきれいだというだけですが、実際にそばに置いてみると
新緑も花も、実も、紅葉も素晴らしいものです
山野にごく自然に有る木だと言われましたが未だ天然木を見たことがありません
今年は注意して見つけようと思っています
此の大型連休は何処かへ出かけますか??私は家にいる予定ですのでお暇でしたらご連絡ください

ではまた
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