二色空木

おばんでがんす

この時期林の縁に良く咲いている二色空木は中中の洒落者です
初めそれらしく大人しい感じの白い花が外気に触れると段段紅くなり其のうち派手な紅白の花になります
糊空木や、只の空木や、卯の花、の様に空木も沢山の種類が有りますが
総じて木が空洞になっているのが多いですし特徴ですね



認識不足勉強不足で二色空木を、色が付いているから錦空木だと誤解していた
良く良く調べてみると二色の空木と言う意味のニシキウツギ、であった
情けない話だ



同じ様に糊空木も、和紙の糊に使う空木と言う意味の糊空木で有ったものを
山の境界や田圃の境等に植えて刈り込んでも刈り込んでも枯れない木なので、法空木と先輩から教わっていた、のが誤解、誤使用で有り糊で有って法ではなかった事が最近になってわかった
全く情けない話だ、幾つになっても勉強である
蜜が沢山あるのか蜂が良く来ている
熊蜂が今まさに頭を突っ込んでいるところだが



この辺では「団子蜂」と呼んでいる

強力な顎を持っていて杉や欅と言った材木が好きで其処に穴をあけて卵を産む
建築屋には厭な奴だ

然しこの紅白の具合は誠に見事でついつい間違ってしまいそうな花姿である
色も段段濃くなってきて落ちるときは少し赤くなりすぎのようにも見える



偶偶良い呼び名を貰った花は幸せである、大犬のふぐりとか屁糞葛、等の名前を貰ったものは不幸だが、、、、、、、
二色空木などは良い名の方だろう
、上を見ても、下を見ても限り無しと言う、ほどほどで我慢する事も大切だ

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子