遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

藪管草さく

2019年07月25日 | 

おはようがんす

昔から何処にも農作業の合間のひと時の心和ませる藪管草がさいていた

土手の草を刈り牛の餌にする時もわざわざ残しておく優しさが有った、

最近は耕作放棄田の土手いっぱいに繁茂して昔農家をした事がある者には一抹の寂しさがある

だんだん住宅化が進み周りに田圃が少なくなり、次世代を担う若者が減り農家は衰退の一途で有る

従がって田圃の土手もご覧の通りだ、草は伸び放題で放水路も境界も定かでなくなってしまい荒れ放題の

猪や狐や狸の棲家に成り下がっている

然し花に罪があるわけではない、花は真剣にいつも前向きに繁茂し咲いている

未だ梅雨明け宣言が出ないのに今度は台風の騒ぎでいつも空はどんよりとしている

そんな憂鬱を振り払う威力がある野草だ

此方の田んぼの土手は稲以外の野菜を作っているので肥料成分が土手にも染み出し草たちも緑濃くなっている

もう何年も碌な手入れがしてない土手は野草がはびこって、茅や待宵草が繁茂している

此方の土手はハルジオンが混生して典型的な放棄地になっている

それでも花は美しく咲いている

遠くに榛名連山が望める良い環境の処だから、どんどん宅地化されてしまう

その事は時代の趨勢なので仕方が無いが、なぜか心の中に空いた空洞は埋まらない

 

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

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2 コメント

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わすれぐさ ()
2019-07-25 20:26:16
こんばんは。
前項の高峰高原は若いとき、スキーでよく行ったところです。夏は行ったことが無く、キスゲの群落は見たことがありませんでした。懐かしく思いました。

さてさて、こちらのコメントに。
ヤブカンゾウ、本当にヤブの中で咲いていますね。それでも存在感がありますね。八重の赤橙色の大きな花がすらっと伸びた花径の先にまとまって咲いている様子は目立ちます。稲は無くなっても雑草のごとく強い野草です。
個人的には一重のノカンゾウの方が好みですが、ヤブカンゾウはより重厚感があります。一度見れば忘れがたい草姿です。
ボラ先の公園でも今咲誇っています。
一日花なのが残念です。
最後の写真は郷愁感を誘います。
≪橙≫
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藪管草 (遊童子)
2019-07-29 11:11:17
橙さんへ
こめんとありがとうございます
返信が遅れてすみません
一日花を掲載して置いて四日も放置して置くことは違反ですよね
最近は当地でも耕作放棄地が増えてしまいとても残念です、減反政策から放棄地へ移行してしまい
もっと先を見つめた雲の上の人たちの長い目で見た農家の減量政策かと思っています
自給自足ができない日本の今の状況を予測して日本の弱体化を図ったのだとしたら、、、、、、
そうした事を数限りなく見てきました
そしてそうした政策の谷間で被害を被って来た
大農家は沢山あります、そして保有農地の多さから税金の増大と言う結果を受け止む無く土地を減らしてゆく、こうした悪循環が益益農家離れを起こして耕作放棄地が増えてしまうのです
関東地方一円で若しも田圃を全て耕作していたら
東京都が使う半年分の水が保水できると言われます、でもそれもこれも後の祭りですが
農家の機械化がどんどんすすんで農家が楽を覚え
農地を売って更に楽を覚え
克っての田園風景は死滅してしまいました
御多分に漏れず当家も其の通りです
だから耕作放棄地に咲いている藪管草は自然が回復している一旦なのかもしれない
寂しい事ですね
では又










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