たわ言、泣き言、独り言 時々新刊案内

エイト

「エイト」(藤あさや, 2017/11, Kindle版)
https://www.amazon.co.jp/dp/B077SN3PQ8/ref%3Dcm_sw_r_tw_dp_REJ0RK0QCKBK8X6W0259

読了しました。
読み終わった後に呻ってしまいました。
今回は Kindle Unlimited による購読です。

時は未来。
人類はその生活の場を宇宙にまで拡張していた。
そしてそこには差別感情も持ち込まれていた。
そんな宇宙で暮らす人々に広がる病、無重力症。
主人公の青年、倫弘(のりひろ)は、無重力症患者を支援するボランティアとして、とある軌道都市に来ていた。
そこで倫弘は、無重力症の少年、サンゲーと出会う……

読み終わったあとに呻ってしまいました。
大胆なアイデアと緻密な設定。
そこに描かれる差別の描写は、物語を進めてゆくうえで重要なファクターなのですが……
アイデアがあまりにも大胆過ぎてちょっと消化不良気味です。
ゆっくりと、不思議な読後感を味わいながら、消化してゆくことにします。
面白かったです。
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