今日の本紹介

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本紹介43「蛍」

2021-01-12 14:27:00 | 日記
オカルトスポット探険サークルの学生六人は京都山間部の黒いレンガ屋敷ファイアフライ館に肝試しに来た。ここは十年前、作曲家の加賀螢司が演奏家六人を殺した場所だ。そして半年前、一人の女子メンバーが未逮捕の殺人鬼ジョージに惨殺されている。そんな中での四日間の合宿。ふざけ合う仲間たち。嵐の山荘での第一の殺人は、すぐに起こった。

王道ミステリー小説。二つの謎や過去が交わり悲劇を生み出す閉鎖された屋敷。終盤から明かされる大どんでん返しに騙されない者はきっといない。
一人一人のキャラクターのバックボーンを想像しながら読むとより面白味が増すだろう。
『螢 (幻冬舎文庫)』の感想

会話のくだりがフィクション的すぎるところが気になったが、次々起こる出来事に戸惑いっぱなしで面白かった。ミスリードがこの上なく鮮やかだった。

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