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今日の本紹介

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本紹介6「どこよりも遠い場所にいる君へ」

2020-10-23 11:16:00 | 日記
いつもダークサスペンスばかりなので、たまには青春系小説を紹介します。これには続きがあるので是非読んでいただきたいです!続編小説はまた後日紹介します。

本土から離れた離島での解放された高校生活。その最中突如出現した特異点。その名は七緒。
今から46年前、1974年から来たという七緒との出会いは徐々に周囲の人間関係を変えていく。そして主人公は...
 
過去と未来が交錯する、一夏の青春を描いたボーイミーツガール!


『どこよりも遠い場所にいる君へ (集英社オレンジ文庫)』の感想

和希と七緒の一夏の思い出は一瞬の出来事だったに違いない。従って読み終わるのも一瞬だった。

過去と未来が交錯する展開は某人気アニメーション映画を彷彿させるが、伏線やディテールが重厚で大変面白かった。読めば自分も島の住人の1人になったような気がして今でも思い出深い作品。

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本紹介5「死にぞこないの青」

2020-10-22 09:19:00 | 日記

乙一の「死にぞこないの青」。
乙一の作品は奇妙な世界観が特徴です。しかしラストは簡潔で読書初心者に非常におすすめです。
これを読んで抗う強さとは何か、奪う者の弱さとは何かをなんとなく学びました。


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本紹介4「リアル鬼ごっこ」

2020-10-21 10:40:00 | 日記
 本日は山田悠介の代表作 「リアル鬼ごっこ」。
 有名すぎて多分ここではもう紹介不要?
 これからも山田悠介作品を紹介していくので、まずはその先駆けとして。
 

『リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)』の感想

センセーショナルな内容でとても読みやすかった。必死な逃走劇はまるで自分がその世界に入り込んだかのような錯覚に陥る。繰り返しの毎日に飽きたと感じたら是非読んでいただきたい。

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本紹介3 「光」

2020-10-20 13:19:00 | 日記
今日の1冊はこれ! 三浦しをん「光」昨日とは対象的に気持ちのいい晴天。光を想起させる1日。人生における光とは何かとふと考えました。是非読んでいただきたい!

『光 (集英社文庫)』の感想

一言で言うと救いがほぼ無い物語。しかし人生とはこういうものなのかもしれないと感じた。ありもしない光を探して当てもなく彷徨い続ける長い旅。

これは闇の物語。タイトルに「光」と命名するのは大変な皮肉。



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本紹介2 「龍神の雨」

2020-10-19 15:07:00 | 日記
今日は雨なので、それにちなんだ本を紹介します。雨の日はいつもこの本のことを思い出します。雨が降っている日は是非読んで欲しいです。

『龍神の雨 (新潮文庫)』の感想

境遇の似た2組の兄弟が抱える闇が交錯するサスペンスヒューマンドラマ!
これを読んで人間の強さとは何かを学んだと同時に弱さ、醜さを垣間見ました。
また、人間は表面だけでは全く理解出来ない不合理な生物だと思いました。
決して他人事ではありません。明日は我が身です。

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