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そうだ、雄心館行こう

このブログでは、雄心館道場の最新情報、よもやま話を発信しています。

昇段審査を終えて

2006年06月30日 | 会員さんの声
昨日の佐々木さんに続き、今回は岩崎真由美さんに先日の審査のレポートを書いて頂きました。岩崎さんは平成15年に入会して以降、勤務前の火・木・土曜日の朝稽古、水・金曜日の昼稽古の皆勤を続け、見事初段に昇段なさいました。岩崎さんの稽古への取り組みは、様々な意味で雄心館道場の後進への励みにもなると思います。

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こんにちは、雄心館の 岩崎真由美 です。
吉田先生をはじめ、ご指導いただいた先生方、受けをとってくださった○○さん、また一緒にお稽古してくださった雄心館の皆様の粘り強いご指導、ご尽力のおかげで、こんな私でも初段を受験し、合格することができました。本当にありがとうございました。
入会したのは平成15年10月ですが、始めてしばらくの間は、「合氣道で段を取る」など、夢のまた夢、自分には一生かかってもできないことだと思っていましたので、受験すること自体が嬉しく、そのための練習は格別に楽しいものでした。
それでも、審査の3週間ほど前には、「審査ブルー」というのでしょうか・・・
なんでこんなに出来ないのだろう・・・、こんな調子で受験してよいのだろうか・・・と、思い悩む日が1週間ほど続きました(これ、本当です)。
しかし、「きっと学ぶことの大切さを自覚するのが初段なのだ」と氣持ちを切り替えることができました。これも吉田先生率いる雄心館道場の、伸び伸びとリラックスした雰囲氣のなせる業(技)です。
栃木総本部では、審査前の練習で、本部の先生方が大変親身になって、ご指導くださったのが印象的でした。お食事がとてもおいしかったのは言うまでもなく、穏やかで過ごしやすい天候だったことも、ラッキーでした。
審査当日、組技の審査をはじめるために指定された場所で待機し、名前を呼ばれてから歩いて行く間、当たり前に緊張しました(いたって普通の人ですもの)。決められた線の前で静坐をし、礼をして、3つ数えて顔をあげると、とても安心しました。なぜなら、目の前に受けをとってくださる○○さんがいらっしゃるのはもちろん、その他に、吉田先生や他の先生方、雄心館の皆様が、すぐそばでみていてくださっていたからです。吉田先生の「ダウン、ダウン」という声や、ご指導くださる時の顔やジェスチャーや、雄心館の皆様の笑顔がみえました。実際に審査会場にはいらっしゃらなかったのですが・・・。本当に心で思ったとおりになるんだぁ、みんなつながっているんだぁ、ONENESS だぁ・・・と。あたたかいものにつつまれた、幸せな時を体験することができました。
合氣道 は、愛起動→愛軌道 なんです、きっと。

そして今回は・・・直前に読んだ本の、こんな言葉も励みにしました。
「真剣勝負は、腕じゃなか。度胸じゃ」  中村天風伝より

簡単ではございますが、審査会の報告をさせていただきました。
皆様へのお礼に代えさせていただければ・・・と思います。
ありがとうございました。

これから、少しでも皆様のお役にたてるよう、お稽古その他、努力してまいりますので、今後とも諦めずにご指導くださいますよう、よろしくお願いいたします。

(岩崎真由美)