2011年3月、世に言う「東日本大震災」が
東北太平洋エリアを襲った。
羽越本線沿線には、
ほとんど被害はなかったから、
「みちのく大震災」という表現の方が
適当だったのだろうがーー
その被災地に向けての
石油救援臨時列車が、震災後まもなくから
羽越線~奥羽本線~東北本線経由で運行された。
(磐越西線経由の運行もあった)
このため、終焉まじかだったタキを連ねた
貨物列車が観られたばかりでなく、
機関車自体も足りなくなって、
DD51の他区からの転用や、
EF81の廃車機の復活等、
趣味的に限れば、
相応に興味深い日々だったともいえる。
いま、秋田新幹線は盛岡から、
山形新幹線も福島から、
ともに東北新幹線に乗り入れているわけで、
いずれも、東北新幹線がストップすれば、
首都圏直行はかなわなくなる。
日本海に面した新幹線を建設し、
北海道対関東・関西への流通を
確保すべきであり、当面、上越新幹線の
新青森までの延伸に着手すべきではないだろうか。
(掲出写真 2011年3月 羽越本線)
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