酒と鉄道の日々2019

呑み鉄の、酒と季節と鉄道話。平和憲法を護りましょう!

ゴッパーサン

2024-10-18 14:42:04 | 日記

 

 583系寝台座席両用特急型電車。

鉄道雑誌の定期購読を始めた当時から、ひとめぼれだったが、

「ヨンサントオ」改正で、東北本線の昼夜行特急に登場。

初めて乗車したときには、いきなり食堂車に乗り込み、

大きな車窓とシャレたブラインドにわくわくしていた。

 

 583系の運用により、昼夜兼行で運用できて効率が良かったし、

車両基地では、車両を長く駐留させておくことが減るなど、

メリットが多かった。

 しかし時を経て、新幹線網が広がっていくと、最大のセールスポイントだった

昼夜健康で運行しうる路線が限定され、次第に、使いずらい車両になってしまい、

定期運用からの撤退が始まり、一部は「都落ち」して団臨や臨時列車に永らえることになる。

 日本海縦貫繊には、臨時「日本海」として初お目見え。秋田区に転属してからは

いわゆる「舞浜臨」こと、わくわくドリーム号に活路を見出して走り続けていた。

 そんなゴッパーサンの、思いでh画像。

 初回は、地元の撮影名所での「舞浜臨」の帰還をご覧いただく。

   掲出写真 2013年3月 撮影 奥羽北線

 

 

 

 

 

 

 


EF81+EF510

2024-10-16 08:41:06 | 日記

 寝台特急はほぼその灯を消してしまったが、人気高かったのは、東海道・山陽スジを下る

「あさかぜ」「さくら」「みずほ」「はやぶさ」「富士」など、今なお、伝説ともいえるような名列車群が

駈けていたんだよね。

 一方、東北線経由では首都圏と北海道を結んでいた「カシオペア」「北斗星」がその嚆矢だった。

両列車に専用機関車が充てられたことも特筆される。

 その専用機関車は、JR貨物がオリジナルだったEF510.,

JR東日本機は、501~という番代区分だったが、製造当初から、いずれはJR貨物への譲渡という行く末が

きまっていたらしい。

 「カシオペア」は2016年、「北斗星」は2015年に、それぞれ定期運行を終えるのだが、

件の500番代機は、もっと早く2010年ころからJR貨物への移籍(?)が開始され、

青森周りで奥羽北線でも、回送の様子が見られた。

 やがては、自らを追い出すことになるEF510を、EF81がエスコートしてゆくシーンは、

半世紀以上昔の電蒸運転を想起させるのだった。 

(よくわかる解説ー新たに電化開業の際、蒸気機関車けん引列車を引き継ぐにあたり、

電気機関車の次位に蒸気機関車を従えて習熟運転されていた)

       掲出写真  2010年9月撮影 EF81 141+EF510 507    奥羽北線

 

 


ススキが旬

2024-10-15 10:49:24 | 日記

 当地は珍しく好天が続いている。

夏もそうだったが、雨が少ないと、逆に冬期間の降雨、つまりは降雪の多寡が心配になっている。

年間の降雨量はほぼ一定なのだそうで、夏に多く降れば冬は少なく、その逆も。

近年の温暖化とやらで、必ずしも合致しないようだが、それでも 毎冬積雪に悩む地域の住人としては

心穏やかではない。

 さて、昨日は。その好天に誘われてススキ狩りに出かけていた。

ススキにも「旬」はある。秋の逆光に浮かぶススキは、得も言われぬ「味」を感じていた。

 そこで詠める一句。

 「秋日和 ススキ分け入る 電車かな」  オソマツーーー

      掲出写真 2024年10月撮影 羽越本線

 


なんたって 583

2024-10-11 09:13:59 | 日記

 

   長年、列車の撮影を楽しんできたが、よく尋ねられたのは 「一等 好きな車両は ?」だ。

基本的に、ほとんどの車両というか、形式が気に入っている。

 ただし、当地としては画期的なクルマであることは認めつつも、もぅしわけないけど

701系だけは、どうしても好きになれない。車内のスッキリすぎるつくりもそうだが、

なにしろ、ステンレスむき出しの外装や、側面に一本だけが走るピンクライン。

せめて、雨樋下にもう一本ラインを添えてくれれば、見た目にも締まって、

いい感じになると思うんだけどーーー

 閑話休題。

 数多の車両の中で、一等好きなクルマは、なんといても 583系電車。

従前の特急電車が窓枠周りを赤く装っていたのに対し、

583系は、寝台列車としてのイメージを、窓枠周りをミッドナイトブルーで

仕上げていた。

 そんな583系の魅力を、しばらく綴っていこうと思う。

     掲出写真  1999年8月  [盛アオ」の583と[京キト]の583の顔合わせ

 

 

 

 

 

 


本領発揮 81

2024-10-08 13:25:01 | 日記

 EF81 と言えば、三電源対応が持ち味。

デビュー当時は 他にライバルなんかいなかった。

 そこで、81が 本領発揮できていたのが長距離輸送で、機関車交換が不要だったこと。

その最たるものは、福岡から札幌までを走破する日本最長距離の貨物列車。

無論、日本海縦貫線経由である。

 この上下の列車が奥羽北線内ですれ違うのだから、コレは記録せざるを得ない。

2008年当時は、下り列車が早着して待機、上り列車が通過というダイヤだった。

某駅での交換は、やがてなくなって、複線区間での双方走行中のすれ違いになってしまった。

 懐かしい81同士が顔を合わせることも、もうないんだね。

     掲出写真  2008年7月撮影 3099レと3098レ