緊急事態宣言継続中。
前回とは違い、時間短縮にはなっていますが、稽古は出来ています。
(施設の閉館が早まったため、稽古時間が一時間程短くなっております。)
それでも稽古出来るだけありがたい事です。
本来なら、身体の使い方の回路を作るための基本から入り、最後に殺陣作品をつくるという流れになるのですが、今はその時間が無い。
一時間という時間の貴重さを改めて感じているわけですが…
という事で、今は殺陣作品づくりをメインとし、そこをより丁寧にじっくりと行う事にしています。
また稽古時間が戻った時に、改めて基本的な身体の使い方の稽古に戻れば、それはそれで有効でしょうし、これが結構私も含め、ベテラン勢にとって有効な稽古となっています。
基本的に言葉を使わない殺陣の表現は、身体が雄弁でなければなりません。
ましてや今はマスク状態!
顔の表情も使えないわけで、より身体の表現がどうなっているかがシビアになります。
この状況下で自分の課題がより一層浮き彫りになりました。
気持ちはつながっているつもり
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でも身体の表情は止まっている
↓
結果、表現がブツ切れになっている
表現は技術ですね。
いくら本人が
『お芝居しているもん!』
と言い張ったところで、見ている方にそれが伝わらなくてはゼロと同じ。
だからこそ、よりよく見せる、見せ方の技術が不可欠になる。
面白いもので、そこは新人さんもベテランも平等ですから、短いながらも濃い稽古時間を共有出来ているようです。
ボツボツまわりでは動き出している舞台もあります。それは本当に嬉しい事です。
一時期は、本当にこのまま舞台なんて出来なくなるのでは…という危機感を持っていましたから。
和太刀として考えた時に…
早く公演をやりたいという思いは常にありつつ、何となくの肌感覚なんですが、焦ってはいけない気がしています。
使わせて頂いていていた劇場が無くなった事もあり、どういう形で公演を再開するのかの模索は続けていますが、今は各自のレベルの底上げを徹底する時期かな~と。
どこかで諦めている自分はいないかと考えた時に…
先日、美容院に行ったのですが、やはり髪をバッサリ切る気にはなれず(笑)
むしろ今までより伸ばしているくらいで。
殺陣をやるときに、これは個人によるのですが、私は髪が長い方が状況によって縛ったり、おろしたままにしたり出来るので、勝手が良いんですね。
そんな手前勝手なある意味くだらない部分からも自分の気持ちを再確認しています。
舞台はもう出来ないもしれないと思った去年の夏頃は本当にバッサリ切ろうとしていましたから。
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この時は美容師さんにとめられました。
単に似合わないからだと思われます(笑)