東日本大震災で米軍が展開中の「TOMODACHI(トモダチ)作戦」を指揮するパトリック・ウォルシュ米海軍太平洋艦隊司令官(56)は8日、東京・米軍横田基地で、読売新聞などと会見し、今後も作戦を継続する方針を明らかにした。
ただ、今後は福島第一原子力発電所の事故への対応などに活動の重点を移していく考えを示した。
司令官は、原発事故への米軍の対応について、「課題はたくさんあり、作戦を終了しようと(上司に)進言するつもりはない。日本の危機が終わる日を見届けたい」と述べた。
自衛隊との関係については、折木良一統合幕僚長と毎日30分以上の電話会談を行い、「緊密な連携をとっている」とした。トモダチ作戦を「日米両国民の友情と緊密な連携の象徴」と位置づけ、「日米両国がこの震災にベストの対応をしたことで、日米同盟がさらに強くなったと思える日が来るかもしれない」と意義を強調した。
原発事故に関する日本政府からの情報提供に関しては、「データは透明性が高く、重要なものだ」と評価した。米軍による今後の支援については、「海軍の原子力技術者ら専門家が日本に駆けつけている。個別の要望があれば、支援は惜しまない」と多方面で協力する考えを示した。 最終更新:4月9日(土)7時28分
ただ、今後は福島第一原子力発電所の事故への対応などに活動の重点を移していく考えを示した。
司令官は、原発事故への米軍の対応について、「課題はたくさんあり、作戦を終了しようと(上司に)進言するつもりはない。日本の危機が終わる日を見届けたい」と述べた。
自衛隊との関係については、折木良一統合幕僚長と毎日30分以上の電話会談を行い、「緊密な連携をとっている」とした。トモダチ作戦を「日米両国民の友情と緊密な連携の象徴」と位置づけ、「日米両国がこの震災にベストの対応をしたことで、日米同盟がさらに強くなったと思える日が来るかもしれない」と意義を強調した。
原発事故に関する日本政府からの情報提供に関しては、「データは透明性が高く、重要なものだ」と評価した。米軍による今後の支援については、「海軍の原子力技術者ら専門家が日本に駆けつけている。個別の要望があれば、支援は惜しまない」と多方面で協力する考えを示した。 最終更新:4月9日(土)7時28分