お灸

お灸は、もぐさと呼ばれるよもぎの葉っぱを乾燥させてつくったものを使います。
昔は、ヤイトと呼ばれて熱いイメージがありますが、今は熱いお灸をすることはほとんどなく、
心地よいあたたかさが伝わる程度です。

写真にあるのはもぐさで、これぐらいの大きさのもぐさに火をつけて八分目まで燃えたところで取ります。そうすると気持ちのよい熱感ともぐさの効能が深部に染み渡り、身体をほぐします。

脈診と鍼灸治療

検査機器などなかった時代は、病人の手首の脈をみて身体の不調をさがしていました。
熱があると脈は早くなるし、冷えていると脈は遅くなります。
寝不足だとわかりにくい脈になりますし、痛みがあると脈は硬くなります。
このようなことを把握した上で、冷えていればあっためる、熱けりゃさます。
そのような作用があるツボを使って身体の調子を整えるのが鍼灸治療です。

経絡(ケイラク)

経絡は経脈と絡脈からなります。

経脈は身体を縦に走る道で、絡脈は経脈を繋ぐ横に走るみちです。

これらにスムーズに気、血、水が流れると健康、滞ると不健康となるわけです。

滞った時には突っついてながしてあげます。突っつくとこがツボといわれるところです。

東洋はり医学会香川支部

ただいま東洋はり医学会香川支部２７年度新入会者を募集しております。

鍼灸師、鍼灸学校に通う学生さんでしたらどなたでも入会できます。

古典の鍼灸関連の書物をひも解き、それを現代人に合うようにアレンジした鍼の打ち方を学ぶ会です。

興味のある方は是非ご連絡ください。