日本は核を持つべきか？

円高を容認し続けた日本のバカな政治家・官僚と違い、「元」の通貨を安く維持し続けた中国は、その戦略で国内に資産を流入させ、その経済力を以って世界一の軍事大国となりました。
準備が整い次第、世界制覇へ向けて周辺諸国を侵略するのは時間の問題でしょう。
既にチベットの前例があるので、これは絵空事ではありません。
この脅威に対し、日本は軍事国家になるべきだという意見があります。
確かにアメリカは中国の顔色を窺うだけの弱体国と化し、かつてのような世界の警察としての威厳は消えました。
今のアメリカに世界の平和を維持する力はなく、もはやアメリカに護って貰う時代は終わったのかも知れません。
今の日本なら、その技術力を軍事に向けた場合、世界一の軍事力を持てるかも知れません。

しかし、単純に他国へ核兵器を落とす戦略が国防に繋がるのでしょうか？
それは地球そのものを住めなくする愚かな行為ではないですか？
戦争で負けた時は地球そのものを破壊するつもりでいる北朝鮮と、結局は同レベルではないですか？
本当に自国の防衛を考えるなら、電気系統を狂わせて核兵器を発射できなくしたり、核兵器を撃ち落とすか包み込むか別の場所へ逸らすような、核を無力化する科学技術を率先して考えるのではないでしょうか。

そもそも本当に国防を考えているなら、日本中を原子力発電所だらけにしますかね？
竹島を侵略された時に、黙って指を咥えて見ていますかね？
これらの事実を見るにつけ、私は日本が本気で自国を護る気があるのかどうか甚だ疑問なのです。
本当に知恵ある者が、こんなことをするとは到底思えません。
現にケムトレイル散布を通報しても、「どこの飛行機が飛んでるのか分かりません」なんてのうのうと答え、それ以上関知しないレベルの防衛意識ですから。
テロリストがその気になれば、いつでも原子力発電所に空から爆弾を落とせるようです。
テロリストが水源に毒薬を混入しても、国が指定した５０種の検査項目はクリアーしてると言い張るだけです。
世の中に化学物質が何千万種類あるかという事実はどうでもいいようです。
国の防衛を考える前に、公務員に仕事をやる気があるのかどうか問うのが先でしょう。
こんな無能な国が軍事国家に走った場合、恐ろしい結果になるのは目に見えています。
国防と称して箱モノが軍事兵器に変わるだけで、一部の人間の私腹だけを考えた国防では単なる税金の無駄遣いにしかなりません。
私達は既にそうした歴史を経験し、官僚の馬鹿さ加減で戦争に負けたのです。
本当の敵は外ではなく、まず内側にいるのではないでしょうか？
前回の戦争で駆逐されなかった内側の敵を刈り取ってからでないと、現状のままでは独裁化や増税の口実に使われるだけで、真の国防など端から叶わないのではないかと思うのは私だけでしょうか？

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