気まぐれな日々

日々の雑感、放浪旅の記録、はたまたライブレポート
あまりまとまりはありませぬ(笑)

渡島半島へ

2002年07月22日 | 旅行(北海道)
(この記事は、HPの放浪日記より移設したものです)

エンジン音で浅い眠りだったな( ̄▽ ̄;
翌朝目が覚めると列車は森駅に停車中。時刻は5時過ぎだったろうか。
顔を洗ってボーっと車窓を眺めるがず~っと森の中を走ってたような記憶がある(まだ寝ぼけてた)
大沼駅に停まり、発車すると車窓に湖が出てくる。
その景色からトンネルをいくつかくぐりぬけると視界が開けてそのまま函館駅に到着、時刻は6時半。
このまま朝市へ~と言いたい所だけど列車時間の関係でそのまま江差線へ。
函館を中心とする渡島半島は一般的な北海道のイメージとはちょっと違うかなぁ。むしろ本州の田舎みたいでね。そんな風景を眺めつつ江差へ。
江差追分って有名な歌の地らしいんだけどようわからん(笑)寂しい街でしたな。
滞在時間は20分ほど。帰りは途中木古内で乗換、乗換えた列車は噂の「ドラえもん列車」!
客車の内外いたるところにドラえもんのステッカーが貼ってあってある意味異様な光景(笑)
車内放送までドラえもんだったのはさすがになぁ。。

函館へ戻り、時間が2時間ほどあるのでここは温泉だ!
ってことで市電に乗って谷地頭温泉へ。多分硫黄泉なのかな、湯の色は結構濃い目の茶色。
まぁリラックスできたから良いでしょう。

函館駅へ戻るとちょうどタイムアップ、乗り込んだのはマウントレイク大沼号。
その名の通り山・湖の大沼ってことで、目指すは大沼公園。
駒ケ岳のふもとに大沼・小沼という湖があって周りは自然が豊かということで結構な観光地なんですな。
ただやっぱり観光客が多くてちょっと興ざめ。1時間ほど時間を潰して大沼を後に特急へ。
ちなみに俺の持ってる切符は「北海道フリーきっぷ(グリーン車用)」7日間有効35000円也。
1日当たり約5000円で
グリーン車はおろか寝台車まで乗り放題
というとんでもない切符なのです。乗れない車両を探す方が大変です(o゜▽゜)o
もちろん乗る時には窓口で座席指定(無料)を受けます
ここでも堂々とグリーン車に腰を据えて(笑)やっぱり緑色の四葉のマークは快適ですな。
2+1の1列3人でしかもドリンクサービス付!いいのかなぁ?こんなにしてもらってw

森駅に停車しすぐに発車。
ホームにかの超有名駅弁「いかめし」売りが出ていたけど停車時間が短く買えずじまい。
と思ったらその直後に回ってきた車内販売にしっかり積んであるではないか!(爆)
迷わず一つ購入、でも次の長万部で降りるので開けずにおいておく。

長万部からは函館本線の普通列車に乗換、羊蹄山が見える通称「山線」と呼ばれるローカル線なんだけど
残念ながら曇ってて羊蹄山は見えず、鄙びた風景を眺めつついかめしをほおばる。
いや、思った以上に美味いですな。
東京とかの駅弁大会では定番商品だけどやっぱり地元で買わなきゃね。
それにしてもこの山線の沿線ってのは寂しいところですな。
沿線にはニセコとか倶知安と町が点在してるんだけど
そんなに大きい規模の街ではなく都会といえる所は小樽までありません。
なんだかんだで長万部から3時間、小樽に着いたらもう陽が暮れた。
そりゃそうだ、昼に渡島半島にいて今小樽にいるんだ(笑)さすがに北海道はデカイ。
適当に小樽で飯を済ませて20時過ぎに札幌へ向かう。
札幌に着いたら21時前、今宵の宿はまたまた夜行列車、特急オホーツク9号網走行。
でも今日からは寝台車で横になれる!22:25の出発で早速寝台へ
2段ベッドの上段で、フェリーの寝台と構造はさほど変わりませんな。

さっさと寝支度を整えて23時過ぎに就寝。明日の朝はなんと6:15着なのだ(;・∀・)



北海道上陸~札幌へ

2002年07月21日 | 旅行(北海道)
(この記事はHP放浪日記より移設したものです)

翌朝6時前に目が覚める、でも外の様子は窓がないのでわからないw
目覚ましに展望デッキへ行ってみる。
海上はもやがかかっているものの陽が差している、残念ながら三陸の方の陸地は見えず。
もやの中、大きい太陽のデザインが目印のさんふらわあとすれ違う。おそらく大洗へ戻る便かな。
さすがに寒かったのでラウンジの方へ、コーヒーで一息ついて携帯でメールチェックを
、、、と思ったら電波は入っているもののi-modeの電波がない(笑)まぁしょうがない。
海は引き続き穏やかで、順調に行けば13時半に苫小牧に着くとのこと。
でもまだ時間があったのでもう一眠りすることに(笑)

目覚めたら10時前。海は依然もやがかかってて遠くまでは見えないが
これといってやることはない。。そんなこんなで音楽を聴いたりこの先のプランの確認をしつつ時間を潰す

12時過ぎに食事を取りに食堂へ。
食後再びデッキに行ってみて後ろの方を眺めると航跡が明らかに舵を切って方向を変えている
どうやら苫小牧は近いようだ。すると案内が入り13時すぎには着岸出来そうとのこと。
船室に戻りいつでも降り立てるように準備。デッキに戻ると前方に陸地が、ついに北海道だ!
苫小牧の港に入り見渡すとまさに工業都市。そしてゆっくりと着岸。
それから10分後下船を開始。高鳴る気持ちを抑えつつ、船を降り地を踏む。
ついに北海道上陸!

苫小牧港に降り立ち、フェリーの中で予約しておいた札幌行バスを探す。
団体扱いで片道1000円で札幌駅まで行けるというから迷わず選択したのだけど、
札幌駅ではなく「札幌駅付近のどこか」で降ろされるそうでw
バスを見つけて近づくとドアが開き
(注:現在は苫小牧駅経由札幌行きの高速路線バスがあり、このバスはありません)

運転手「〇〇さん(俺の本名)ですか?」
俺「はいそうです」
運「今日〇〇さんだけなんですよ~


。。。へ??だってこれ55人乗りの大型観光バスだよ?
それに俺1人?(爆)ものすごい無駄だと思いつつ乗込み、人員揃ったので出発(笑)
車は苫小牧の港湾地域を抜けて高速道路へ。
それにしても車が少ないですな~下を走る国道もガラガラだし。
俺が払ったのは1000円だけだから高速代にもならないでしょうな。
何もないような原野を走り抜けて高速を降り、1時間強で無事札幌駅前LOFT前(笑)に到着!

なんとも中途半端な位置に降ろされたので右も左もわかんねぇ!(笑)
早速今日待ち合わせていた道民のスピ友みぃ姉さんに連絡を入れて迎えにきてもらう。
合流後姉さんの案内で早速札幌観光!右も左もわからんので助かりました。
歩いてて札幌の街は碁盤目状になってることに気づく、地元民曰くこの方がわかりやすいと。
東京の町並みに慣れた俺としては交差点名が「西〇北〇」とか数字なのでわけわからん。
多分一人で歩いたら間違いなく札幌迷子でしたな。時計台・旧道庁等々いろいろ見させてもらいましたよ。
そして、姉さんは今日中に地元町へ帰るので、18時頃にバスを見送る。さて、やることもない。
今日の宿は函館行夜行快速ミッドナイト(札幌23:35発)だ。
青春18が手元にあるのをいいことに新千歳空港見物にでも行くか(爆)

19時前に札幌駅から快速エアポートに乗っていざ新千歳へ。
所要36分とかだから結構速い。
空港に到着、いろいろ見て回るのだけど夜だったので展望ラウンジが閉鎖になってたのは少々残念。
それにしても洒落た馬鹿でかい空港だな~(笑)まぁ羽田も相当デカイけど。
それにさすがは北海道の中心空港、土産屋の数の多いこと!
北海道の土産物ならここでほぼ揃うでしょう。土産屋を冷やかし、適当に食事を取り
21時前に空港を後にして21時半に札幌駅着。
快速発車まで約2時間。これから必要なもの等をコンビニでそろえて待合室で待つこと1時間強。

今宵の宿「快速ミッドナイト」が到着。
特急車両だけどオール座席車、しかもディーゼルカーである。
しかし今日は比較的空いており、指定席だけど隣のまとまった空席を向かい合わせにして足を投げ出せたのでまぁ快適。
それではおやすみなさい、明日の朝は函館でっせ!

初北海道へ出発

2002年07月20日 | 旅行(北海道)
(この記事は、HPの放浪日記より移設したものです)

初めての北海道旅行。
今回、なんと20日出発で帰着は31日の10泊11日という計画。
今考えるとすごい計画だったなぁ(笑)

現代では飛行機で羽田からほんの2時間とかでひとっ飛びで行ける北海道。
でも学生にはそんなものに乗る金なんかあるか!(爆)ってことで
行きはフェリーを選択。運賃は大洗から2等片道6300円。
大洗までは青春18利用で2300円、しめて8600円也。
いくら格安航空券でもここまではいかないだろう(笑)

東京を経由して常磐線で水戸へ。水戸から大洗鹿島線に乗換えて大洗到着。
この時点で時刻は15時ちょっと前。ちなみに船の出港時刻は18時半
理由は乗船手続を出港の2時間前までに済ませなければならないから、まぁ安いからしょうがない(笑)
商船三井フェリーの窓口でクーポン(2等)を渡して発券してもらったのだが
なぜか渡された乗船券は2等寝台?
「これでいいんですか」と聞いても「OK」と
乗ってからわかったのだが、小学生の団体がかなり乗り込んでおりそれで2等が埋まっていたと推測。
寝台だと運賃が3000円上がるので結構得しちゃったなw

出港まであと2時間半。
自分の乗る14000tの馬鹿でかい東日本フェリー「へすていあ」号はもう鎮座しているのだがまだ清掃中で乗れないそうだ。
待合室は夏休み初日とあって車で乗り付けてきた家族旅行の方々多し。待合室でテレビを見つつ時間を潰す。
意外にも出港1時間以上前に乗船の案内が入り、いざ乗船!外見だけでなく中も結構広々。
さっそく指定された2等寝台へ、2段ベッドの12人部屋でした。
しかし所詮2等、窓がない(笑)1等と特等には窓があってバスルームも併設されてるそうで。
暑かったので出港前にさっさと風呂に入ることに。入ってびっくり、浴槽は広いしなんとサウナ付だ(爆)
風呂に入ってさっぱりしたところで出港。デッキから港をでるまで見送りました。時間もちょうど黄昏時で雰囲気は良し。ただ先述の小学生の団体がうるさかった(笑)
改めて2等寝台
指定されたのは上段だったのだけど、この方が盗難の心配も下よりはないしいいか?カーテンを閉めれば狭いながらも半個室状態だし、雑魚寝の2等大部屋よりは数段マシだな。
でもやっぱり窓がなくて外の光を拝めないのは頂けませんな。

夕食を取りに食堂へ、メニューもそれなりにあるし極端に高くもなくまぁまぁか。
食後いろいろと船内を回ってみる。
船内はかなり多層なのだが下の3層は車で、一般船室はその上の2層のみ。
でも売店・ラウンジ・自販機コーナー・使わなかったけどゲームコーナー・大浴場・展望デッキと設備はそれなりに充実。
トイレに吐き袋があったのは船ならでは、でもこの日は波がほとんどなく快適そのもの。
でもはっきり言って一通り見たらやることがない(笑)しゃーない寝るかと22時過ぎに早々就寝

これにて1日目終了!