スーパーチャンネルで放映スタートのルーツ2をご紹介。
奴隷解放宣言が出たのは日本ではちょうど明治維新の時代です。
明治時代から第二次世界大戦、そして公民権運動の時代を経て、原作者のアレックス・ヘイリーがこの作品を上梓するまでが描かれています。
この時代になると、さすがにムチや鎖などのおどろおどろしい小道具は出てきませんが、それでも白人の言葉や態度はムチのように襲い掛かってきますし、目に見えない鎖は相変わらず黒人をがんじがらめに縛り付けています。
日本人には公民権運動はあまりピンとこないのですが、これが起こった60年代頃まで、黒人差別は公的にも法的にも認められたことだった、という事実はわかります。60年代というと、今50歳より上の人は、黒人差別が合法的だった時代を知っている…ということになります。
今は黒人であろうと女性であろうと、それを理由にあからさまには差別されなくなりましたが、それでも人の心にはいろいろな差別の感覚は生きています。
しかし、差別はいけない!ということを声高に叫ぶのではなく、淡々と事実を描いてそれを浮き彫りにしていくこのドラマ、本当に必見ですので、ルーツ2の全14話もじっくりご覧いただきたいと思います。
●放映情報
スーパーチャンネルで放映されています。
スーパーチャンネルのルーツのサイトへ
●DVD情報
ルーツ2は発売されていませんが、ルーツ1はレンタル屋さんにVHSでおいてあると思います。
「ルーツ1」の全12話がBOXになったDVDが発売されています。
Amazonのサイトへ
楽天のサイトへ
アフリカで奴隷狩にあってアメリカに連れてこられた黒人のクンタ・キンテの孫、ジョージの世代で自由の身になった子孫たち。ジョージの息子、トムの世代以降の 子孫たちが奴隷解放後の時代に、やはり差別に苦しみながら自由の価値を真に理解し、誇り高く生きていく姿を描くドラマです。(画像はルーツ1のものです) | ![]() |
奴隷解放宣言が出たのは日本ではちょうど明治維新の時代です。
明治時代から第二次世界大戦、そして公民権運動の時代を経て、原作者のアレックス・ヘイリーがこの作品を上梓するまでが描かれています。
この時代になると、さすがにムチや鎖などのおどろおどろしい小道具は出てきませんが、それでも白人の言葉や態度はムチのように襲い掛かってきますし、目に見えない鎖は相変わらず黒人をがんじがらめに縛り付けています。
日本人には公民権運動はあまりピンとこないのですが、これが起こった60年代頃まで、黒人差別は公的にも法的にも認められたことだった、という事実はわかります。60年代というと、今50歳より上の人は、黒人差別が合法的だった時代を知っている…ということになります。
今は黒人であろうと女性であろうと、それを理由にあからさまには差別されなくなりましたが、それでも人の心にはいろいろな差別の感覚は生きています。
しかし、差別はいけない!ということを声高に叫ぶのではなく、淡々と事実を描いてそれを浮き彫りにしていくこのドラマ、本当に必見ですので、ルーツ2の全14話もじっくりご覧いただきたいと思います。
●放映情報
スーパーチャンネルで放映されています。
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●DVD情報
ルーツ2は発売されていませんが、ルーツ1はレンタル屋さんにVHSでおいてあると思います。
「ルーツ1」の全12話がBOXになったDVDが発売されています。
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