マイケル・J・フォックスの出世作 … ファミリータイズ （Family Ties）

昨日はちょっと暗いドラマのご紹介だったので、今日はまたコメディを。

ザ・ホワイトハウスとスピンシティを合わせて見ると面白い…というお話をしましたが、マイケルのスピンシティはこのファミリータイズもあわせてみてみると面白いかもしれません。

このドラマはネーミングの通り、家族の絆を描くホームコメディです。
そして、２０年前の作品なので、いかにも古きよきアメリカの家族…ユーモアがあり、いざというときには頼れるお父さんとしっかりもののお母さん、そして個性豊かな子供たち…の姿がほのぼのとしていて、前回ご紹介したシックス・フィート・アンダーの家族からすると、本当に別世界です。

アメリカ人はこのファミリータイズの家族みたいな姿を理想にしているんだろうなあ…と思います。

マイケル・J・フォックスはこのTVシリーズで一躍有名になりました。
そしてこのシリーズの続行中に映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で世界的な有名スターに駆け上っていったのです。

超売れっ子になったマイケルは、出世作となったこの作品に非常に愛着を持っていたようで、SPIN CITYにもこの作品のキャストをゲスト出演させたりしています。
たとえば、ファミリータイズでのお母さんをやっぱりマイケルのお母さん役で呼んだり、ファミリータイズでのガールフレンド役を昔のガールフレンド役で出してみたり…
（ちなみに、このガールフレンド役の女優さんとマイケルは結婚して、今では４人のお子さんがいるそうです）

ところで、こんなにも成功を収めたマイケル・J・フォックスは、現在病気にかかっているそうです。パーキンソン病といって、未だに根本的な治療法はないとのこと。マイケルはこの病気と闘うと同時に、この病気に対する治療法や世間の人の理解を得るような活動も行っています。

マイケル・J・フォックス、いい役者さんであり、まだまだ若く未来があります。
ぜひ病気を治して、もうひと活躍、して欲しいと心から思います。

マイケル・J・フォックスの得意役、ティーンエイジャーの彼と、アメリカのよき家族像を安心して楽しめるこのファミリータイズ、一度くらいは見てもいい作品と思います。


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