委員の方々は、2009年度の千葉市農政に関する建議の作成にむけて、農家をまわって、要望や意見を聞いていると伺いました。建議項目は、（１）担い手の育成・確保（２）農地の有効利用の促進（３）経営発展に向けた多様な取り組みの促進、です。農家の担い手確保や農畜産物への価格補償、自給率を上げるためには、どれも必要な施策ばかりです。
ただ残念だったのが、市長に建議を提出した後の懇談会だったのです。提出前と後がどうかという問題ではなく、もっと農業委員の方々との率直な意見交換の場や、建議作成までにいたる間に、どこかで懇談の場が必要だったのかなと思いました。
しかしながら、国政でも市政でも、農業・農政に焦点があたり、政治の争点にならざるをえなくなるところまできているのは確かです。安全安心の農産物を「食べてほしい」「食べたい」は共通の願いです。
