東中学校の教育活動エリアと避難エリアの中心にあるビッグルーフ。救急車両や救援物資を搬入できる場所となっています。普段は部活で活用されています。
受水槽のパイプに設置された蛇口。災害時に蛇口をひねれば受水槽の水を出すことができます。既存の学校にも付けられるは整備されています。
宮内中学校も同様の設備がありました。学校関係者のみなさんには大変お世話になりました。
今日、中学校等の防災機能ということで新潟県長岡市をもりた真弓市議と日帰りで視察しました。2004年10月23日に中越大震災が発生し、長岡市内は震度6弱という揺れで、旧山古志村や震源となった川口町などで大きな被害が出ました。避難所となった体育館での生活や車中での生活で多くの問題を抱えていたそうです。市民の方から避難生活上の課題などを聞き取ったり、意見交換する中で、地域の避難所としての学校づくりを掲げ、教育委員会が中心となり、避難環境の整備を進めたとのことです。既存の学校施設では、スロープの設置や受水槽への蛇口設置、テレビ・電話の配線など6項目について3ヵ年で整備されています。
建て替え新築の中学校には避難所機能を持たせた整備がされています。それが市立東中学校と宮内中学校です。教育活動が滞らないように「教育活動エリア」と、避難生活を中心とする「屋内避難エリア」とが分けられています。
震災の体験を通じて、こうした整備に至ったことについて学ぶべきところがありました。
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