

「小中学校の普通教室へのエアコン設置に必要な補正予算を組んで、来年夏までにエアコンを設置して下さい」という要望署名を、取り扱い団体である「あたらしい千葉・みんなの会」が市に提出し、日本共産党千葉市議団も同席しました。
【署名の趣旨】
今年の夏は、「災害級の暑さ」「命の危険に関わる暑さ」と言われるほどの猛暑となりました。小中学校の普通教室にエアコン設置を求める市民の大きな声が市政を動かし、学校空調設備設置基本計画を策定するための補正予算が可決しました。また、市議会の教育未来委員会からも早急にエアコン設置を求める内容の「提言」が提出されました。しかし、市長は「2020年度までに設置する」と説明しているため、現状では、全教室で利用できるのは3年先になってしまいます。
来年も暑い夏になる可能性があります。それまでに全教室に設置するための必要な予算(概算)約66億円を追加計上することが必要です。現状の制度でも、初期費用は約14億円でスタートでき、市が負担する市債はエアコンの耐用年数15年で割賦返済になるので財源確保は可能です。子どもの命と健康を守り、学習環境を整えるために早急にエアコン設置を求めるものです。
対応していただいたのは市長公室長で、はっきりと答えられないとは言いつつも、「補正予算で対応していくことになると思われる」とのことでした。参加者からの要望などに真摯に耳を傾けていました。署名は議会開会前に追加で提出する予定です。