今日は５月３日・憲法記念日です。日本国憲法が施行されてから62年が経ちました。日本は戦前、アジアと太平洋諸国の人々の命をうばい、日本も広島と長崎への原爆投下、空襲、戦地などで310万人も犠牲となりました。こうした悲惨な戦争を二度とおこしてはならないと、憲法第９条の、「戦争放棄」と「戦力の不保持」「武力行使と威嚇の禁止」を持って日本は出発しました。また、暮らしの問題では、憲法25条がないがしろにされているのではないでしょうか。「派遣切り」「雇い止め」など、仕事も住む場所さえも奪われる事態が起こり、高齢者の医療も差別され、若い世代は、経済的な理由で高校・大学の進学を断念、中退を余儀なくされる事態が生まれています。お金のあるなしで生命や、学ぶ権利を奪われてはなりません。いまこそ日本国憲法の力を政治に生かし、発揮すべき時です。
午後２時から千葉市文化センターで行われた千葉県憲法集会で、一橋大学大学院教授の渡辺治氏の講演を聞き、上記の思いを新たにしました。
写真上は、マリンピア専門館前での宣伝、憲法を守ろうの呼びかけと、市長逮捕とこの間の経過についてご報告させていただきました。宣伝には、衆議院千葉１区予定候補のあぐい武夫さんも参加しました。
