今日午後１時から、ふくなが洋市議（中央区）が一般質問を行いました。ふくなが市議は、「津久井やまゆり園」で起きた障害者殺傷事件に関わり、障害者の参加による施策の推進について取り上げました。
ふくなが市議は冒頭、「2016年７月未明に起きた事件は国民全体に大きなショックを与えました。当事者団体の声明では『２度とあってはならないこと』の一点で一致しています。『特殊な思想をもった者の犯行』『強制的な措置入院制度の確立を』など優生思想に裏付けられたもので見逃すことができません」と触れ、「この事件から誰もが安心して生きられる平和でインクルーシブな社会の実現に向けて発達保障をめざすべきでは」とただしました。
市は、「本市においては、すべての障害者が自らの特性に合わせて、自らの選択により、よりよい生活を求める努力ができ、すべての人がその努力を否定したり妨げたりせず、理解し、手助けすることができる共生社会を目指していく」と答えました。
ふくなが市議は、「この問題に正面から取り組み、差別のない社会づくりを進めることが求められる」と訴えました。
