
日本は、木造建築と密集した住宅地のため、ひとたび火災が起これば、道路も狭隘(きょうあい)でしたので、多大な被害が出ました。火の見櫓によって、警鐘を鳴らして「町火消」を招集するために、情報発信の役割を果たしました。
いまでは、消防体制の整備、地域の消防団、自主防災会の組織によって防災活動が増えました。また、情報発信では、サイレンや無線、千葉市で言う「安全・安心メール」などの情報網の整備によって、どこで火災などの災害が起こっているのかが、すぐにわかるようになりました。
「火の見櫓」という消防の歴史についても語り継ぐべきですね。