今日午前10時から、あぐい初美市議(稲毛区)が一般質問を行ないました。美浜区にも大きく関わる草野水路の浸水対策についての質問を報告したいと思います。
ご承知のように、近年の大雨・豪雨による被害は深刻です。千葉市では「千葉市雨水対策重点地区整備基本方針」を策定し、床上浸水が発生するリスクが高い地区を「整備重点地区」として位置づけて、1時間当たりのピーク雨量を65.1ミリメートルに引き上げて対策を強化しています。
国の「下水道施設計画・設計指針」で、少なくとも20年以上の降雨データをもとに雨量を検証することが望ましいとしています。市は、「千葉気象観測所のデータをもとに降雨特性を検証し、浸水被害の軽減が図れるものとして設定。全国的に甚大な水害が発生していることを踏まえ、今後も降雨データや浸水被害の発生状況などを注視していく」とのこと。
あぐい市議は、公共施設などを活用した雨水流出抑制施設の設置の検討結果について求めたところ、市は「草野水のみち周辺地区の雨水流出抑制を図るため、市営住宅の改築にあわせた貯留施設の設置や、公園や道路で雨水を地下に浸透させる透水性舗装などを実施。関係機関と調整し、公共施設を活用した雨水流出抑制施設の設置を推進していく」と答えました。
また、草野水のみち整備計画は令和6年から14年間かけて行われる予定であり、あぐい市議は前倒しで計画を実施するよう求め、市は「現在、既存の排水施設や調整池などの施設能力の再検証に加え、雨水流入量をさらに抑制するため、雨水貯留施設の整備などの検討を進めている。できるかぎり早期に着手できるよう進めていく」と答えています。
稲毛区内にとどまらず、美浜区にも影響するものでなので、引き続き、あぐい初美市議と連携しながら災害対策に取り組んでいきます。
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