いま小樽市にいます。小林多喜二はこの街の銀行街の拓殖銀行で働いていました。 写真は、小林多喜二の小説の『不在地主』のモデルとなった商店が建てた倉庫、レンガ造りです。小樽市の案内板によれば、当時は、3階建てで、1階には佐渡味噌、2階に藁やムシロ、3階に家財道具等が格納されていました。1986年に松村友視の小説『海猫屋の客』で紹介されました。 ここは洋食屋さんで、へら蟹のパスタや海猫丼が有名です。