
あぐい武夫市議は、家庭ごみ有料化の問題で質問を行ないました。
「なぜ、千葉市は分別が甘いのか」「プラスチックの容器と袋が圧倒的に多い。分別できるといい」「ごみ袋が指定になったときに、すでに有料と認識した」「行政が、ごみ処理を無料でやるのは当たり前だ」「今まで、減らすために、がんばってきた人にしわ寄せしないでほしい」などの市民の率直な声を取り上げ、ごみ有料化の問題点を質しました。そうした中で、家庭ごみ有料化が問題であることがより明確になりました。
・自治体が住民に経済的痛みを押し付けて、市の目標を達成しようとする問題
・税金を納めている市民から、さらに手数料を徴収する税金の二重取りの問題
・ごみ削減を頑張っている人ほど、痛みがのしかかる問題
・有料化でごみ削減の意識がゆがむ問題
・「有料化ありき」による議論の問題
・有料化でごみが減る科学的根拠もないこと
また、あぐい市議は有料化しなくても、千葉市はごみを削減していける方向があることも明らかにしました。
・プラスチック製容器包装の分別は可能なこと
・事業者も「ちばルール」に基づき取り組んでいること
・広島市、横浜市、名古屋市など、無料で千葉市より焼却ごみを減らしていること
・千葉市のごみ減量の歴史を見ても、実績があること。
こうしたことを踏まえれば、有料化しなくても、市民、事業者、市が協力・連携すれば、立派にごみを削減していくことができると指摘。
あぐい武夫市議は、最後に家庭ごみ有料化は撤回し、3者が協力・連携して、3Rを進めていくことを強く求めました。