佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

一般質問を行いました2…病院行政


 今回、病院行政の中で、海浜病院に関する質問を行いました。海浜病院は市民にとって、美浜区民にとっても、その地域の総合病院としての役割があります。

(佐々木ゆうき)「千葉市立病院改革プラン」の冒頭に示されている「市立病院の使命」には、「1 市民が必要とする安全・安心な医療を一人でも多くの市民に提供する」「2 健全な病院経営を確立し、市立病院を持続発展させる」とあります。
 代表質問で市立病院の赤字の中で、両市立病院の総額21億1千万円のうち、海浜病院が14億1千万円となり、その原因が「人的投資・設備投資に応じた収益を確保できていない根本的な原因がある」とあります。
 これまで海浜病院では、がん診療の拠点病院として放射線治療装置リニアックが導入されましたが、設備投資に応じた収益が確保できていないことについて、改善に向けた取り組みと、人的投資への改善については今後どのように進めるのか、伺います。

(病院局次長)泌尿器科や婦人科、耳鼻いんこう科など、放射線治療を必要とする外科系診療科の整備・充実を進めるほか、現在1名の放射線治療医を2名以上とすることで、強度変調放射線治療を充実させ、前立腺がんの治療を可能とすることなどにより、収支改善が図れるように努めていく。

(佐々木ゆうき)海浜病院での心臓血管外科の再開を求める声や、海浜病院全体の入院患者の回復の状況はどうなっているのか。

(病院局次長)地域住民や開業医からの再開を求める声は強くなっているものと認識しておりますが、心臓血管外科の手術・入院治療は停止しており、専門の医師が不在の状況が続いておりますが、全体の入院患者数は回復傾向にあります。

(佐々木ゆうき)海浜病院は、これまでも先輩議員が取り上げている整形外科入院機能の再開を図るための常勤医師の確保のほか、市民に必要な診療科目のための医師の確保について、どう取り組もうとしているのか。

(病院局次長)引き続き、千葉大学医学部へ要望していくほか、ホームページを活用した募集を行うとともに、院長をはじめ各診療科の医師のネットワークの活用など、さらに確保に向けた取り組みを行なっていく。

(佐々木ゆうき)海浜病院は美浜区民にとって必要な病院ですが、施設・設備の老朽化により、不具合が生じた際に修繕を繰り返しているのが実態です。根本的には海浜病院の老朽化対策のためには、建て替えが求められているのではないですか。今後も美浜区においての海浜病院の再整備こそ必要ではないですか。

(病院局次長)建設から30年以上経過しているため、修繕箇所は増加しておりますが、当面は計画的に補修や修繕を行っていくことで、現在の施設の維持に務める。
 海浜病院の再整備については、地域医療の確保に貢献できるよう、両市立病院のあり方を検討する必要があると考えており、老朽化が進んでいる施設や設備の状況などを勘案しながら、議論していきたい。

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