


今日午後2時から千葉市中央コミュニティセンターで、日本共産党千葉市議団による「買い物支援シンポジウム」を開催しました。
初めに、千葉市総合政策局政策企画課の課長から千葉市の人口推計や買い物支援に関する千葉市の体制、買い物支援の相談の流れ、現在の取り組みが報告されました。
続いて、マックスバリュの移動販売車の担当者から花見川区での取り組みと、緑区や若葉区など今後の展開に向けたお話。
中村きみえ市議(花見川区)から、党市議団の議会での取り組みを含め、市内各区のスーパーの配置状況、市の体制の今後のあり方について報告されました。
続いて各行政区からの発言では、花園地区での買い物支援を求める会の方が、飴安閉店問題から移動販売車の誘致の実現、その間の議会への請願提出など多彩に取り組まれてきた内容が報告され、時間が足りなくなるくらいでした。
中央区からは、ヤックス白旗店の閉店問題でアンケートを集めたりするなどの地域での活動を報告。美浜区からは私が発言し、2年前のアームス閉店に関わる対応や高洲第一ショッピングセンターへのスーパー誘致の課題などを報告しました。
神戸国際大学の中村智彦教授からは、少子高齢化で人口減少や生産年齢人口の減少による外国人労働者への依存、1970年代から80年代にあったスーパーやショッピングセンターは現在の経済のなかでは対応できない。ドラッグストアの出店で食料品や飲料水の価格低く、周辺のコンビニが衰退し閉店となっているとのことでした。
京都では、病院や医院が出資してバスを走らせて病院前にバス停を設置して利用者のニーズに応える取り組み、広島での住宅団地の特性や分類によるまちの活性化への検討などの事例が紹介されました。
予定していた時間が過ぎそうになり、十分な質疑応答ができなかったことは大変申し訳ありませんでした。全体で64人の参加で会場いっぱいとなりました。
引き続き、買い物支援は取り組まなければなりません。