精子提供活動byゆきのぶ@関東 AB型

関東を中心に精子提供活動をしています。ファイザーワクチン2回、モデルナ1回接種済み。

第三者からの精子提供を親族にどう伝えるか?

2017-08-29 00:02:45 | 価値観・倫理観
こんばんは、ゆきのぶです。

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

現在、
私のような個人提供者に提供を受けようかと迷っている方、
すでに提供を受けながら妊活をされている方、
すでに妊娠されている方。

皆さん、将来子供への告知をどうしようか悩んでいらっしゃる方も多いと思います。
それと同じくらい、それぞれの両親や家族、親族、友人への告知に関しても悩んでいらっしゃる事と思います。
そういう方たちに、「こんな方法もあるよ」といくつか私なりに考えた選択肢を、今回は提案してみようと思います。

①告知しない、もしくは答えたくないと伝える。
 妊娠や妊活は夫婦やカップルにとってとてもパーソナルな問題です。
 必ずしも、周囲に話す必要は無いかも知れません。
 特に、性同一性障害のカップルやご夫婦の場合でカミングアウトしていない相手や、男性不妊のご夫婦で周囲に男性不妊を伝えていないのであれば、わざわざ伝えなくても全く問題無いと思います。

②親しい知人に協力してもらった
 「インターネットで知り合った人に提供してもらった」というのは、かなり抵抗を感じる人が多いのでは無いかと思います。
 特に、それぞれの両親など年齢層が上になればなるほど、「え?それ大丈夫?」と不安になる方もいるかと思います。
 そういう不安を避ける為に、「とても親しくて信頼のできる知人に協力してもらった」という言い方の方が表現が柔らかになるかと思います。
 実際、納得の行くまで面談を繰り返す事もできますので、提供希望者さんたちが安心できるまでやりとりをしてから提供に臨みたいと、私は考えています。

③病院でAID治療を受けた
 男性不妊のご夫婦、戸籍を変更して入籍された性同一性障害のご夫婦の場合は、病院でAID(非配偶者間人工授精)を受ける事ができます。
 (病院によって条件のハードルが高かったり、ドナー不足によりかなりの待ち時間があるようですが)
 年齢層が上の方には、この説明が一番良いのでは無いかと個人的に考えています。


 全体としてメリットはかなり少ないのかなと思います。
 ただ、FTMのご夫婦の場合は周囲もかなり気にすると思いますし、それならばいっそ伝えてしまうというのも気が楽になるかも知れません。
 何より、できるだけ正直に話して、ご夫婦の選択を尊重してもらう事で子供にも愛着を持ってもらう事ができるかも知れないというのが、一番のメリットかと思います。
 また、男性不妊のご夫婦の場合も「お父さんにはあまり似てないね」などとお二人が傷つく言葉を聞かずに済む可能性もあります。
 (逆に「やっぱりお父さんに似てないね」なんて言う人もいるかもしれませんが、そんな人とは付き合わなくて良いと思います!)
 いずれにしても、お二人でしっかりと話し合ってから、後悔のない選択をしていただければと思います。
 そしてどんな辛い事があっても、互いを支え合いながら歩んでいって頂きたいと思います。

**********
旦那様の不妊症(無精子症など)で悩んでいらっしゃるご夫婦、同性(LGBT)のカップルさんなどへ、
シリンジ法にて精子を提供させて頂きます。
(タイミング法による直接提供は行っていません)
まずは気軽にご相談下さい。
匿名で質問をしたい場合はブログにコメント投稿でも受け付けています。

連絡先
yukinobu1100@yahoo.co.jp

Twitter 精子提供ボランティア ゆきのぶ AB型

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昨日のNEWSな2人(TBS)を見て思うこと。

2016-12-30 13:35:44 | 価値観・倫理観
こんにちは、ゆきのぶです。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今年はもうブログの更新はしないつもりだったのですが、昨日のNEWSな2人を見て、何か書かなきゃと思ってペンをとりました。
(実際はキーボードを叩いてますが)

まずお断りしておきたいのは、私は番組全体を見ていなかったという事。
諸事情により断片的にしか見れませんでしたので、番組全体に関しては的外れな事を書くかもしれません。
番組を制作されたスタッフの方には先に謝っておきます、すみません。

さて、まず昨日の番組は大きく二つのブロックに分ける事ができるのかなと考えます。

①選択的シングルマザーについて
②個人の精子提供ボランティアの存在について

①に関しては、私も色々と思うところはありました。
父親は居ないよりは居た方が良いよなとか、せめて周囲に子育てを支援してくれる人は必要だよなとか。
(全部個人の感想ですが)

②に関しては、私には何も言えないなと。
番組に登場された提供者の方の説明が少し足りないなとは思いましたね。(特に安全性とかね、編集でカットされた可能性もありますがね)

それで、私は何が言いたくてこのブログを書いているかという事なのですが、
上記の2つ以外に、扱うべき要素があったのではないかという事です。
(あくまで、私の立場での意見なのですがね)

私が扱って欲しかったのは、提供を希望する方についてです。
番組内には選択的シングルマザーを希望されている女性が1名登場されていましたが、とても個性的な方でした。(あの女性を批判する意図はありません)

ただし、実際に提供を希望されている方とのズレというか、他にも色々な人が居ますよ、という事を言いたいのです。

男性不妊のご夫婦や、レズビアンカップル、性同一性障害のご夫婦。

そういう提供希望者を差し置いて、テレビ的にインパクトのある女性を出して視聴者を引きつけようとしたのか。
もしくは他の方からは取材を断られたのか。

真意は定かではありませんが、とてもデリケートな問題なので、もっと掘り下げて、取り扱って欲しかった。
(まぁ、全部見ていないので、あまり強くは言えないのですが)

難しい問題ですね。

うまく文章をまとめる事ができなくてすみません。

とにかく、番組で見ただけで、「キモい」とか「ありえない」とか、簡単に言わないで欲しいのです。

10年後、そう呟いたあなたが結婚した相手は無精子症かもしれません。

その時に、病院でAID(非配偶者間人工授精)を受けようと悩むかもしれない。

もしかしたら、あなたもAIDで生まれたのかもしれない。

もしくはずっと独身で、出産可能年齢にリミットが来て、それでも子供だけは産みたいと思うかもしれない。

想像力を持って欲しい。

自分や、家族、友人などを当てはめて、親身に考えてみて欲しいのです。

そうすれは、この社会はもう少しよくなると私は考えています。

(やっぱりとりとめのない文章になってしまいました、すみません)

最後に言っておきたいのは、今までなんども書いていますが、
私自身は、
「私のような個人の提供者が居なくても、妊娠を希望できる人が利用できる施設や法整備を進めて欲しい」
という事です。

アメリカのような国もあります。
(あれがベストとは言わないですが)

病院でのAIDは1年待ちとかは良くあるようです。

そいう人達に、希望のある社会になって欲しいと、切に願います。

そして私のような個人の提供者は必要なくなる、そうなる事を切に願っています。

(長文、駄文、失礼いたしました)

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旦那様の不妊症(無精子症など)で悩んでいらっしゃるご夫婦、同性(LGBT)のカップルさん、
未婚だけれどどうしても子供が欲しい方(選択的シングルマザー)などへ、
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まずは気軽にご相談下さい。
匿名で質問をしたい場合はブログにコメント投稿でも受け付けています。

連絡先
yukinobu1100@yahoo.co.jp

出自を知る権利に対しの考え

2016-11-06 17:37:55 | 価値観・倫理観
こんばんは、ゆきのぶです。

今回は出自を知る権利についての私の考えを書かせて頂きます。

はじめに、私は匿名で活動をしています。
これは、私や私の周囲の人たちを守る為に必要な事だと考えています。

精子提供ボランティア活動に違法性はありません。
倫理的には様々な考えがあり、批判的な考えを持っている方も少なからずいらっしゃるかと思います。
私自身は、子供が欲しいと望んでいる方が居て、そういう方々のお手伝いが出来ればいいなと考え、活動をしています。
もし公共の医療機関で希望する方全てが子供を授かるための医療行為を受ける事ができるならそれが理想的ですが、今の日本の法律・倫理観では難しいかと思います。

ここからが本題です。
もし将来子供が遺伝上の父親を知りたがったら?
提供を望まれている女性が一度は必ず考える事だと思います。

私自身は上でも書いているように本名をお伝えすることは出来ません。
しかし、お子さんが自分の意思で、遺伝上の父親を知りたいと考えているのであれば、面会をする事はできます。
これは私の想像でしかありませんが、自分の遺伝上の父親が誰であるか分からないというのは、それだけでかなり不安に感じるのではないかと思います。
その不安は自分自身のアイデンティティの確立にも大きく影響を与えるかと思います。

そのような不安を少しでも拭い去る為に、直接会ってお茶を飲みながらお話して少しでも安心して生きていって欲しいと考えています。

そして、その時に一番伝えたいのは、
「あなたのお母さんは、あなたにどうしても会いたくて、あなたを産んだんだよ、あなたは望まれて産まれてきたんだよ」という事です。

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