ひねもすあらし

アラシゴトと日々の暮らしのことを綴っています♪
2010年1月にブログ移転しました

映画「今度は愛妻家」

2010-01-18 20:57:41 | 映画・音楽・読書・絵画・ドラマ
夫婦には「さよなら」の前に、やらなければいけないことがある。・・・そんな副題がついています。

この映画、夫婦2人で観て欲しいという意図のもの作られたものかなって最初は感じたのですが、夫婦別々に観ても良し、独り身の人でも、これから結婚をする人でも・・・一人ひとりいろんな思いをもって観られる映画だと思います。

豊悦演じる、自由気ままな夫。でも、彼が演じるとそこがまたステキに見えちゃう部分もあるんですけど(苦笑)イイ男は得なのだ(笑)その夫に文句を言いながらも温かい愛で包む妻に薬師丸さん、等身大の女性を演じてステキな女優さんになりました。アカペラで歌う「夢の中へ」はあの頃の美声のまま。。2人で歌ってるシーンは本当にすてき。

日常の夫婦のやり取りを中心に話は淡々と進んでいくのですが、会話のテンポがよく、コミカルな部分あり、切ない部分ありで、すっと話しに入っていけますね。まるで彼らのリビングにゆったりと腰掛けてその様子を見てるような気持ちになります。そして、映画の作り方による効果でしょうが、女性の心にそっと寄り添ってくれるのです。夫の何気ないコトバを受けて、妻の口からぽろっとこぼれるコトバのひとつひとつに静かに心が動かされるのです。

この夫婦からは感じられませんでしたが、裏返せば自分の言葉に傷つくこともあるんだろうなって、ちょっとわが家のことを思ったりもしました。人って自分が傷ついた部分がより心に残るものですから、私もあれやこれや覚えていることはあって・・・これなんの告白?ってことになりそうですが(苦笑)長く生活をともにしていると誰にでもあることですよね。あ、うちのだんなさん、優しい方だと思うのですけどね(必死のフォロー)

出会った頃のピュアな気持ちとか、月並みですけど思いやる心とか、忘れてはいけないなって。やがて別れがやってくるのですからね。・・・まあ、毎日毎日こういう気持ちでいるのは至難のワザなので、時々この映画のこと思い出して自分を振り返ってみようって思います。

数少ない登場人物の中でも重要なポストにいるのがオカマちゃんを演じる石橋蓮司さんです。なんとも不思議な立場で登場ですが、存在感はさすが。そしてこの方実は・・・ここまでにしておきますね。というのも、この映画☆☆☆の超おススメ作品なので、是非皆さんに観ていただきたい。ネタバレないところまでにしておきます。


さて、下に掲載のフライヤーはとーまくんです。めっちゃイケメンで思わず頂いてきちゃいました~ 翔くんが人間失格のラジオ朗読をしたのはまだ記憶に新しいことですが、映画化にあたっての主演は生田斗真くん。この映画にも石橋蓮司さんご出演なんですよー楽しみです。そして、斗真くんと言えば、角川文庫のカバーにも登場です。私はまだ見てないのですが確か10冊くらいでしたよね。ファンにはたまらないですね。anan買うとき見てこようっと。。 





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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (まこ)
2010-01-19 09:49:01
ゆきぼんさん、ananの表紙は翔くんなのですね~きゃ~ですね。どうしましょう。売り切れちゃうかもしれないですね。やはり予約か?若作りして、買いにいきます!

「今度は愛妻家」おすすめなのですねぜひ見にいきたくなりました。ミポリンの「サヨナライツカ」も気になります。
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頑張ってゲットしましょうね (ゆきぼん)
2010-01-19 17:11:10
まこさん、こんばんは
ananは$誌を買うより恥ずかしい気がしますが頑張りましょうね。
えっと、私の若作りは限界がありそうです(笑)
映画は時間があったら是非観てくださいね。ミポリンは今でもきれいですよね。。
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Unknown (タルタル)
2010-01-19 21:09:03
こんばんわ。「今度は愛妻家」私も、観たいなあと思っていました。おすすめなんですね。
まだ、しばらくやっているよね。
斗真くんの「人間失格」は、かっこいいけど話しが暗いところがどうしようって思う部分です。
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Unknown (ゆきぼん)
2010-01-19 22:57:59
タルタルちゃん、こんばんは
今忙しいと思うけど、ぽっと時間が出来た時に是非観てくださいね。
映画館は月曜日の一番でも割と人が入ってましたよ。
中高年が多いですね。
太宰作品、確かに話しは重いよね。でもちょっと観てみたいのですよ。。
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