山手西洋館 世界のクリスマス2009 その１

クリスマスまであと２週間と少し。

今日は山手の西洋館をめぐり、クリスマス気分に浸ってきました。
毎年各西洋館では世界のクリスマスの飾り付けがされますが
一昨年に縁あってブラフ１８番館で義兄が絵画展を開催した際
ちょうどクリスマスシーズンで、とても良い雰囲気でしたので
今年はゆっくりめぐってみることに。。

午後から出かけたということもあり、今日は８つの西洋館のうち５館
ベーリックホール、エリスマン邸、２３４番館、イギリス館、１１１番館を回りました。


ベーリックホールのテーブルコーデイネート。
貿易商ベリック氏にちなんで、着物の帯をセンターに長く垂らしたコーディネートです。
ツリーには定番のオーナメントの他、お皿やティカップも飾られており
暖炉の上にもクリスマスリースを中心にシンプルな装飾がされてます。






こちらはエリスマン邸の窓飾り。
テーブルは暗くてうまく写真が撮れなかったのですが
全体的にアンティークな装飾で、ブロンズを中心としたシックな空間です。



２３４番館はコスタリカのクリスマスです。
永世中立国のコスタリカには雪も樅の木もなく、各家庭で工夫を凝らした
クリスマスをするようです。
エコ推進国らしくクリスマスもエコ色が強いのです。



イギリス館。ここはとても思い出深い場所です。
息子の通った幼稚園の先生が毎年ここで詩の朗読会を行っていました。
今は亡きＳ先生のことが息子は大好きだったのですが、この朗読会に何回か
招待していただき、ピアノの演奏をさせていただいたことがありました。
思い出のピアノはホールにひっそりと置かれておりましたし
ちょっとした食事の支度をお手伝いしたキッチンをのぞいたら
そのときの思い出が走馬灯のようにめぐり、少し目頭が熱くなりました。
写真は２階の白の部屋と題されたオブジェです。






１１１番館、ラストはポルトガルの海から始まる煌きのクリスマス。
光を有効に使ったコーディネートがキレイでした。
ここは館の前の樹木にびっしりと電飾もありキレイなようなので
クリスマスまでにもう一回訪れてみたいです。


実は今日は結婚記念日でしたので（何回目だろう・・・もう数えるのも大変！）
夫が休暇を取り２人で山手を散策し、お昼を十番館で食べ、中華街まで降りて
お馴染みの悟空茶房で中国茶を楽しんできました。
ささやかながらのお祝いの日に洋館めぐりが出来てよかったです。
あと、これ、忘れちゃいけない報告です。
山手は乙女園が非常に多いのですが、すれ違った女子高生たちが
「嵐がね・・・」っていう会話をしていたので、思わず耳ダンボになってしまう私でした（笑）