光の未来へ

自閉症の長男、光とサンフランシスコから。

One Step Beyond

2023-05-11 19:42:00 | 自閉症
光が平日通っているOne Step Beyond。2016年5月、
22歳で4歳から続けてきたスペシャルエジュケーションが終わり、卒業式を待たずこのデイプログラムに通い始めた。ここが私たちが住む街サンマテオにできたのが、2016年しかしアリゾナにあるOne Step Beyondのスタートは2003年だそうです。このプログラムがスタートしたのは障害を持つ母親の1人が仲間を集め、16人の家族がお金を集めスタートしたところです。ここの代表であるミミさん。ラッキーなことに私の近所の友人のテニス仲間。これからspecialニードの施設を作るらしいよと聞いたのがここを知る始まりでした。
多分ひかるが卒業する半年位前のある日、その友達とミミさんとスタバでお茶をすることができました。彼女の話は旦那さんの転勤でこちらに引っ越してきたけど、娘を通わせるいいプログラムがないから、アリゾナのプログラムをこちらで始めようと思うの。と言う話でした。
彼女の熱意のある話を聞いていて、私は直感的にここに通わせたいと思いました。そしてちょうどひかるが卒業する頃スタートすると言うのを聞きつけ、光の新しい人生が始まりました


この写真に写っている。Dylan。この子のために作ったOne Step Beyond
アリゾナのほうは3カ所に分かれてとても大きな組織になっています。カリフォルニアはここSan Mateoからスタート代表はDylanのお姉さんのMadisonです
現在はこの4カ所合計で700人も通っているようです。光が通っているところは50人ぐらいでしょうか。2016年は10人ぐらいしかいなかったのに、コロナが終わり、気がついたら、たくさんのクライアントとケアギバーさんで、いつもビルの中は活気に溢れています





さて、話は少し変わりますがここから車で30分ほどのところにファームがあります。ここを中心にしてハーフムーンベイに住むスペシャルニーズを持つ親たちが中心になり、ビッグウェーブファームプロジェクトと言うものがずいぶん前からスタートしています。こことひかるが通うOne Step Beyondが協力してたくさんのお金を集めました。23ミリオン。日本円30億。
でそしていよいよあと2年後にspecialニーズの子たちが暮らせるアパートメントが2階、1階には、One Step Beyondのもう一つのプログラムとカリナリーのお仕事できるようにトレーニングするプログラム、さらには地元ハーフムーンベイのいろいろなお店が入る予定です

これは、多分、ミミさんの最後の希望、娘を安心して託せる場所なんだと思います
先日、このプロジェクトに連絡を取り、詳しい内容をしりました
とても良い施設なのですが、何といってもこのアパートメント。親が買わなければいけないということ。そしてその子に合ったお世話する人を親が探さなければいけないことその費用も親が負担又はガバメントのサポートを使わなければならないこと。
ワンベッドルームのアパートメントは550,000ドル日本円で70,000,000以上です
さすがカリフォルニア土地が高いのかしらね。残念ながら我が家にはとても無理です。
24部屋あるアパートメントのもう半分は購入済みだそうです。お金持ちがたくさんいるのですね。
まだまだひかるのこれからは見えていませんが、今は日々彼のできることを少しずつチャレンジするだけです。