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ギリシャ・ラテン語と十二支

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顔と笑顔

2021-07-17 12:29:00 | 古代史

人体の各部位の名称でギリシャ・ラテン語由来の単語は、ほとんど頭部に集中している。

髪・CAPI 頭部の髪全体・COMA(コメカミは頭髪との境目)

目・mati(ギリシャ語) まつげ・まなこ・まゆげ 弓矢の同心円の的(マト)

CYCLOPSサイクロプス・キュクロープスのCYCLは、くるくる回るなど擬音として残る。

鼻・NASUS 鼻をすするのSUSURU 吸い込む・息を吸うなどに展開

唇・χείλη ヘリ・ヒリ(ギリシャ語)口の縁

頭部以外では、COR・コルから古語で心臓を意味するココロへ

ラテン語で尻・COXAが腰(コシ)に

頭部はCAPUT・カプトは、兜(カブト)頭(コウベ)へ

東ローマ人の非キリスト教徒が東へ脱出して、日本に到達したころ、CAPUTとCARAが同義に使われた時期があった。CARA・カラは頭部の表側と使い分けていたと思われる。

日本では、Carーa・カーアからcaho・kao(顔)へ変化した。

スペイン語ではCARAは顔を意味し、後期ラテン語を残している。

スペイン語のCARAと日本語のKAOは語源が同じである。

本来はCARAは笑顔を意味した。

古来日本人はカラカラと笑った。

 

 

 

 


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