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日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

家事が出来ない人は

2009年11月29日 06時25分17秒 | ブラジル事情
 最近ある程度忙しいこともあって、家の中があまり整理されていない。ただ、それは単なる言い訳であって、毎日少しでも時間を取って、少しずつ片付けていればアパートが整理整頓されているはずである。

 歳を取ってくると、何でも億劫になり、仕事以外のことにあまり力を注ぎたくなる。よく日本のドラマや漫画などで、日曜日などは家でグウタラ寝ている父親像が描かれるが、週日に結構働いていると、週末くらいはボケーとゆっくりしたくなるものだ。

 でも、ある程度時間が取れる週末も無駄に過ごすと、アパートを掃除する時間も、洗濯する時間も、仕事の資料などを整理する時間もなくなる。そして、家事がどんどん溜まる。溜まると余計やりたくなくなり、さらに溜まる。こうやって悪循環に陥る。

 だから、たまに掃除したりすると、本当に気分が晴れやかになる。でも、家事は体力も気力もすごく消費する。ダイエットも兼ねてすればいいのかなと思うけど…。そもそも一人暮らしなのに、部屋が3つも必要ない。仕事を増やしているだけだ。

 ブラジルではちょっとお金がある人はお手伝いさんを雇い、家事をやってもらう。日本などとは違って、これらのサービスは目が飛び出るほど高い訳ではない。ブラジルではこれらの仕事に対する報酬は一番低い部類に設定されている。

 ただ、ブラジルでは労働裁判が多い。下手に雇うと、雇用関係が生まれたとか言って、解雇する場合などに訴えられたり、毎年物価上昇に伴って給料を上げていかなければならなかったり、色々と大変である。さらに、彼らは給料が安いため、その家の中のものを盗む可能性も高い。

 これが仲介業者などを通じて派遣されたお手伝いさんならその業者に文句を言えばいい。でも、下手に誰かからの紹介だったりすると、紹介してくれた人との信頼関係をも壊しかねないから、注意が必要である。

 まあ、僕が本業で思いっきり稼ぎ、お手伝いさんを雇って、より仕事だけに集中できる能率を上げられるような環境にして、相乗効果を上げればいいという考え方もある。日本人はあまりこう考えられないが、ブラジル人はこういう割り切った考え方をする。



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