日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

追突事故を起こす

2010年11月29日 21時20分22秒 | ブラジル事情

 

    先週の土曜日、仕事の帰りに追突事故を起こした。

    僕が通っていた道は空いていたのだが、1つ道を曲がったら急に渋滞。ちょうど日暮れで太陽が沈みかけてきており、直射日光が前方から注ぎ、とても眩しかった。

    前の車が速度を上げたので、僕も速度を上げた。しかし、急に前の車が止まり、僕が少し気を抜いていたのか、ブレーキを踏むのが遅れて追突した。

  時速20キロ程度で、たいしたスピードではない。

  しかし、僕の車のバンパーは壊れ、ボンネットは少し浮き、ヘッドライトは割れていた。そして、相手の車は後ろのバンパーが内側に少し食い込み、トランクが閉まらない状態になっていた。 

  相手は1996年製の中古車。40代くらいのご夫婦であった。

  交通警官を呼び、事故検証をし、それぞれが各種書類を提出し、被害状況をチェックし、事故調書みたいのを作成した。

  相手は「俺は保険に入っていない」と言ってきた。

  まあ、これだけ古い車だとそうだろうと思った。ただ、相手も自分も危うく前の車に追突しそうだったと、同情してくれており、悪い人そうではない。

  悪い事が起こるのはある程度仕方がない。人生において、いい事だけ起きることはありえない。いい事もあれば、悪い事もある。僕も彼も好きで事故をした訳ではない。

 

  と言う事で、僕が保険を使うしか解決する道はない。相手は問題が解決しなかったら、裁判所に訴えるまでと言っている。ブラジルは裁判社会。裁判はご免である。

  保険金を払って、お金で解決するのが一番スマートな方法である。

  取り敢えず、誰も怪我しなかったことを不幸中の幸いと解釈する前向きな考え方が必要かなと思う。

  何だかんだ言って、体が資本である。健康でありさえすれば働け、お金を稼いで、また普通の生活ができる。

  このタイミングで事故を起こしたのも、神が僕に何かを伝えようとしているのかもしれない。

  生きるか死ぬかは紙一重。親、そして神から授かったこの命を大事に、社会貢献できたらいいなと考えている。

 


 


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